...だから火星の表面は一層見えにくいのさ」マートン技師は自分の説明が少年たちにわかったかどうか心配げな顔である...
海野十三 「火星探険」
...すがたは見えにくいものである...
海野十三 「金属人間」
...見えにくいもので...
海野十三 「崩れる鬼影」
...だから見えにくいのだということだった...
海野十三 「洪水大陸を呑む」
...しかしその人は座敷のいちばん奥の方にすわっておりまして生憎(あいにく)とすすきや萩のいけてあるかげのところに(かお)がかくれておりますのでわたくしどもの方からはその人柄が見えにくいのでござりました...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...疵を怖がる眼には疵ばかり見えて玉は見えにくい...
寺田寅彦 「学位について」
...実際は一見そういう差別の見えにくい実例もあるかもしれないが...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...却って自分には見えにくい...
豊島与志雄 「小説集「山吹の花」後記」
...よほど見えにくいといふことがわかつた...
正岡子規 「病牀六尺」
...知の眼には神の姿が見えにくいからである...
柳宗悦 「工藝の道」
...知の眼には神の姿が見えにくいからである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...沖には肉眼では見えにくいが...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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