例文・使い方一覧でみる「覊」の意味


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...長い間住んだ土地を別れて来るに就いてのいろ/\の追懐や絆(きづな)もあつた...   長い間住んだ土地を別れて来るに就いてのいろ/\の追懐や覊絆もあつたの読み方
田山花袋 「朝」

...一年ぐらゐかういふ世離れたところにじつとしてゐたい? 世の中の絆(きづな)からすつかり離れて?』『本当だ……それが出来れば結構だけども……...   一年ぐらゐかういふ世離れたところにじつとしてゐたい? 世の中の覊絆からすつかり離れて?』『本当だ……それが出来れば結構だけども……の読み方
田山録弥 「島からの帰途」

...この世の絆(きはん)と濁穢(じょくえ)を脱ぎ捨てるという心持ちもいくぶんあるかと思われる...   この世の覊絆と濁穢を脱ぎ捨てるという心持ちもいくぶんあるかと思われるの読み方
寺田寅彦 「藤棚の陰から」

...人の霊魂は不(ふき)独立(どくりつ)なもの...   人の霊魂は不覊独立なものの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...本質は不奔放な研究家という処にあるだろう...   本質は不覊奔放な研究家という処にあるだろうの読み方
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」

...この独立不なるものがどんなに高価につこうとも...   この独立不覊なるものがどんなに高価につこうともの読み方
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」

...或は誤りて不粗放の人物と認むるものなきに非ず...   或は誤りて不覊粗放の人物と認むるものなきに非ずの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...フラマン人は西班牙(スペイン)政庁の絆(きはん)を脱するや最近十九世紀の文明に乗じて一大飛躍を試みたる国民たり...   フラマン人は西班牙政庁の覊絆を脱するや最近十九世紀の文明に乗じて一大飛躍を試みたる国民たりの読み方
永井荷風 「浮世絵の鑑賞」

...源兵衛が絏(はづな)を牽(ひ)いて通りました...   源兵衛が覊絏を牽いて通りましたの読み方
夏目漱石 「草枕」

...何人も独立不とは云ひ得ない...   何人も独立不覊とは云ひ得ないの読み方
平田禿木 「趣味としての読書」

...その放縦不(ほうしょうふき)世俗の外に卓立(たくりつ)せしところを見るに...   その放縦不覊世俗の外に卓立せしところを見るにの読み方
正岡子規 「俳人蕪村」

...しかし社会の絆が破れれば各部分はばらばらになってしまって...   しかし社会の覊絆が破れれば各部分はばらばらになってしまっての読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...なおさらあらゆる絆(きはん)を脱したわけであった...   なおさらあらゆる覊絆を脱したわけであったの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」

...不塵累...   不覊塵累の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...然るにかねて契つた敬軒は官事に(き)せられて別を告げ...   然るにかねて契つた敬軒は官事に覊せられて別を告げの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...時間の絆(きはん)を離れたるものならでは...   時間の覊絆を離れたるものならではの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

......   の読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」

...たちまち激情を発しるだけでなく――それを実行せずに措(お)かないといったような不(ふき)奔放な性格の持ち主を...   たちまち激情を発しるだけでなく――それを実行せずに措かないといったような不覊奔放な性格の持ち主をの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「覊」の読みかた

「覊」の書き方・書き順

いろんなフォントで「覊」


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