...西楚(せいそ)の覇王(はおう)の首をあげた今日の勝戦(かちいくさ)の喜びが...
芥川龍之介 「英雄の器」
...――那覇の街の屋根瓦の色は赤い...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...あるいは西洋人以上の覇道主義者である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...是に就いては五帝三王の外に五覇をも認める意味でしたものだとする公羊家の解釋も一應は首肯されるが...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...往時ヴェニスが歐亞の交通上一時覇を唱へてゐた歴史に鑑みれば...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...当時の松竹というものは関西では既に覇(は)を成していたが東京に於てはまだホヤホヤで而(しか)もどの興行も当ったというためしを聞かない...
中里介山 「生前身後の事」
...那覇〉と書いてある...
久生十蘭 「金狼」
...でもアダ・ハーコートも勇気と覇気は持ち合わせている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ニューヨークのメトロポリタンと覇を競うシカゴ・オペラカンパニーと一年に百回「お蝶夫人」をうたうこと...
三浦環 「お蝶夫人」
...その批評家は那覇にいたにかかわらず...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...今は薩摩の川内下駄(せんだいげた)と琉球那覇(なは)のものと...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...同じく木工品で注意してよいのは那覇で作る下駄でありまして...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...ぼくは明治三十六年の九月にその町に生れた那覇人で...
山之口貘 「私の青年時代」
...一方に支那の利源を糧(かて)として東洋の覇権を握らむと焦慮しつつある日本の死命を制して...
夢野久作 「暗黒公使」
...甘寧(かんねい)字(あざな)を興覇(こうは)とよぶ者であるが...
吉川英治 「三国志」
...呂覇は呂蒙の子である...
吉川英治 「三国志」
...自分が覇武の権を取ッて代るに...
吉川英治 「私本太平記」
...端公(たんこう)(端役人のこと)の董超(とうちょう)と薛覇(せっぱ)という男だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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