...首里・那覇一部の男子を除くのほかの沖縄の男子の多くはほとんど女子と心理状態を同じうしている連中であります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...そこの先生は漢那大佐の外戚の叔父に当る玉那覇某という人であったが...
伊波普猷 「私の子供時分」
...玉那覇は大喝一声で退去を命じたが...
伊波普猷 「私の子供時分」
...例の駕籠を用意させて那覇に下っていくのであった...
伊波普猷 「私の子供時分」
...全歐思想界の一方に覇を稱するに至れり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...宇内(うだい)の大勢を論じて一挙中原の覇を樹(た)てんことを建言した...
大隈重信 「青年の天下」
...夙(つと)に尊王賤覇の議を唱う...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...七月には琉球那覇港に上陸して...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その性行放縦無頼(ほうしょうぶらい)なりし事より推察するに画工としてもまた頗(すこぶ)る覇気(はき)ありしなるべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...……第一はその前夜の十一時頃〈那覇〉へ飛びこんで来て絲満と酒をのんだという...
久生十蘭 「金狼」
...世界の覇者たる喜びを奪うに十分である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ですが那覇や首里の小高い丘に立って...
柳宗悦 「民藝四十年」
...沖縄でも那覇とか首里とかの中心地は...
柳田国男 「故郷七十年」
...「予の覇業は、まだ中道にあるのに、せっかく、ここまで艱苦(かんく)を共にして来た若い郭嘉に先立たれてしまった...
吉川英治 「三国志」
...「わが覇業成らぬものなら...
吉川英治 「三国志」
...自分の上にも超え出ようとしている覇者(はしゃ)と...
吉川英治 「私本太平記」
...いわば中央争覇(そうは)の圏外(けんがい)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...ここに中原(ちゅうげん)の覇業(はぎょう)を争っておりますが...
吉川英治 「新書太閤記」
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