...その春雨にぬれた大覇王樹(だいはおうじゅ)が...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...結局は王覇両文明の雌雄を決することとなるものと信ずる...
石原莞爾 「最終戦争論」
...しかも覇道文明のため戦争の本場である欧州に於てはこの関係が最も良く現われている...
石原莞爾 「戦争史大観」
...(沖縄の中でも古来他人種が余計に入り込んだ那覇や...
伊波普猷 「進化論より見たる沖縄の廃藩置県」
...ここに於てか覇者もまた仁義を口にし...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...また湖東の地が屡戰國時代に在つて英雄の爭覇戰の行はれた史蹟に富んでゐるので...
近松秋江 「湖光島影」
...覇史は南北朝の頃色々の國があつて...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...中国制覇の足がかり阿片(あへん)戦争(一八四〇―四二)で中国が開国した後は極東の一角日本を開けばこれで旧文明国を資本主義世界に開放する事業が完成するわけである...
服部之総 「黒船来航」
...船が那覇の港に入る時...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それぞれ、胸中の覇氣やら、蘊蓄あるかの如き文字を、墨痕りんりと書いてゐるが「あゝ、巣鴨帖」と、思はず、卷を閉ぢずにゐられない...
吉川英治 「折々の記」
...覇業(はぎょう)を成した人物だけあって...
吉川英治 「剣の四君子」
...曹操がいかに中原(ちゅうげん)に覇(は)を負うとも...
吉川英治 「三国志」
...夏侯覇はすぐ手勢を糾合(きゅうごう)し...
吉川英治 「三国志」
...では夏侯覇、敵にさとられぬように、そっと蜀軍の空気を見さだめて来い」夏侯覇は、命を奉じて、わずか二十騎ほどを連れ、繚乱(りょうらん)の秋暗(くら)く更(た)けた曠野の白露(はくろ)を蹴って探りに行った...
吉川英治 「三国志」
...両々覇(は)を争ッて...
吉川英治 「私本太平記」
...早くも信長にむかって中国征覇(せいは)の急要を...
吉川英治 「新書太閤記」
...勢力の争覇(そうは)をめぐる人間分布図といってもよい...
吉川英治 「新書太閤記」
...小覇王(しょうはおう)の周通(しゅうつう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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