...しかし彼らの大部の心は依然西洋覇道主義者である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...全欧思想界の一方に覇(は)を称するに至れり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...愈々(いよいよ)欧州中原の覇者たる地位を占むるや...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...安土(あづち)の城が焼けると信長の覇業(はぎょう)が亡び...
中里介山 「大菩薩峠」
...もし茲に野心があり覇気のある快男子があるとすれば...
夏目漱石 「それから」
...そのかはり若さも覇氣(はき)も消耗し盡した...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...文武道場の主として民間に覇を称えた者も...
服部之総 「新撰組」
...美しい那覇の市中が一望に豁けるのも嬉しい...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...併し私は明日早く那覇を立つて...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...その真っ只中で怪談噺で一世に覇を唱えた彼圓朝である...
正岡容 「我が圓朝研究」
...それでもおのづから其の若々しい覇気のあるところが...
松本たかし 「松本たかし句集」
...沖縄でも那覇とか首里とかの中心地は...
柳田国男 「故郷七十年」
...これ覇気(はき)ある東北人士のおりおり用いたもう一拶である...
柳田国男 「雪国の春」
...那覇の港を出ると...
山之口貘 「野宿」
...なんであなたの覇業を妨げるほどな害をなし得ましょうや...
吉川英治 「三国志」
...覇道(はどう)の国...
吉川英治 「新書太閤記」
...それほどに覇気(はき)や衒気(げんき)のみじんも見えない人がらであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...勢力の争覇(そうは)をめぐる人間分布図といってもよい...
吉川英治 「新書太閤記」
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