...新しいプロジェクトの要領を得ない部分をまとめた...
...要領を得ない人と一緒に作業するとストレスが溜まる...
...面接で要領を得ない答えをしてしまい、落とされてしまった...
...要領を得ない人にも分かりやすいように、シンプルな説明を心がけています...
...渠の樣に要領を得ないものの言を待たないといふ意をほのめかしたのだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...これもなんだか要領を得ないようである...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...私は近来しみ/″\物貰ひとも托鉢とも何とも要領を得ない現在の境涯を恥ぢ且つ悲しんでゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...色々聞合わせてみてもその現象の記載がどうも要領を得ないのであるが...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...全体としてはなんだか要領を得ないものになってくる...
豊島与志雄 「自由人」
...さっぱり要領を得ないとのことだった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...要領を得ない返事ばかりで...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...「オホホ」実に要領を得ない坊主であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...要領を得ないことは前者と同じである...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんだからわしはうつちやつた譯なんでがす」「いやうつちやつた譯でも二人のことをお前の家へ仕事に使つたりして居るのでは駄目ぢやないか」といふと「忙しい時はほかゝら手もねえもんでがすからね」どれを叩いてもちつとも要領を得ない...
長塚節 「芋掘り」
...いつまで行っても松ばかり生(は)えていていっこう要領を得ない...
夏目漱石 「坑夫」
...その癖今云う通り社会とは何者だか要領を得ない...
夏目漱石 「坑夫」
...何物だかほとんど要領を得ない...
夏目漱石 「坑夫」
...数字の観念に乏しい性質(たち)だから何畳敷だかとんと要領を得ないが...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...要領を得ないうちに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下女の事だから要領を得ない...
二葉亭四迷 「平凡」
...その手紙たるやまた言語同断の烏耶無耶で幾度も云ふやうでありますが一向要領を得ないのであります...
牧野信一 「月あかり」
...彼等は一体何事に就て語合っているのか、要領を得ないが、兎に角この二人は只ものでないと思った...
松本泰 「日蔭の街」
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