...要点だけを書きぬいてみると...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...なるべく少数の者から要点だけを申上げるようにと注意した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...要点だけをつまんでいうと次のごとくである...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...その要点だけをいってみよう...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...要点だけを誇張して云えば...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...一般にこうしたイデオロギー現象の批判方法の要点だけを簡単に定式化しておきたいと考える...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...こういう風に要点だけを抽出した意味での封建主義から見て行っても...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一つは物数奇(ものずき)にせよ問題の要点だけは胸に畳み込んでおく方が心丈夫なので...
夏目漱石 「中味と形式」
...偉いね」津田は吉川の細君に頼んで来た要点だけをお延に伝えた...
夏目漱石 「明暗」
...要点だけをかい摘(つま)むとこうでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とりいそぎ、要点だけ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それを綜合して要点だけをその号に掲げておくと...
柳田国男 「年中行事覚書」
...聞いているのかい」「――要点だけにして貰おう...
山本周五郎 「いさましい話」
...今はとりあえず要点だけにしますけれども...
山本周五郎 「思い違い物語」
...要点だけ申しあげます...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...要点だけ云ったあとは...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...しかし大体の要点だけは...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...簡単にその要点だけを言って...
吉川英治 「江戸三国志」
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