...彼はいつも要心が必要だと言っている...
...このビジネスには要心が必要だ...
...外出時は要心が大切だ...
...彼女は詐欺に注意するために要心している...
...地震が頻繁に起こる地域では、要心が不可欠だ...
...御要心、御要心』私は有喜子が厭で厭で仕方がないのですが、どうも逃げるわけにまいりません...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...そこには或種の要心があった...
夏目漱石 「明暗」
...その證據として近々一家を鏖(みなごろし)に仕る可く隨分要心堅固に被遊可(あそばさるべ)く候 頓首蝙蝠冠兵衞 亡靈錢形平次殿斯んな人を嘗(な)めたことが書いてあるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...要心金は持つて居るものだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...涙がこぼれぬ要心のために...
林芙美子 「新版 放浪記」
...小鐘さん見たいな人が居ると泥棒の要心に好いなんて云ふんで……」「つまり鼾ばかりに煩はされて...
牧野信一 「奇友往来」
...要心の深い奴は物音がすると...
室生犀星 「螽※[#「虫+斯」、第3水準1-91-65]の記」
...源六は要心ぶかくなって...
山本周五郎 「柳橋物語」
...人いちばい要心ぶかい信玄には...
吉川英治 「上杉謙信」
...日本左衛門もあぶない要心をくぐッて...
吉川英治 「江戸三国志」
...上様にも、おそらく、思し召し違いはあるまい」その日、藪田助八は、お燕の身や、あとの要心を、楽翁に托して、ひそかに、江戸城の吉宗へ、会いに行った...
吉川英治 「大岡越前」
...「すこしはご要心遊ばして下さいませ...
吉川英治 「三国志」
...竈の跡の多いのは当然、兵站(へいたん)の増量を示すものであるから、仲達はいちいちそれを検分して、「さては、彼は、退くに従って殿軍(しんがり)の兵力を強化しているな、さまで戦意の昂(たか)い軍勢を、ただ退く敵と侮(あなど)って追い討ちすれば、どんな反撃をうけるやも知れない」と、要心ぶかく考え、「――苟安(こうあん)を成都へやって行わせた、わが計画はもう大効果を挙げている...
吉川英治 「三国志」
...要心ぶかく、のそのそと近づいた...
吉川英治 「私本太平記」
...要心をおこたらなかったが...
吉川英治 「私本太平記」
...要心に如(し)くなしと考えてのことだ...
吉川英治 「平の将門」
...要心深い挙動をして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...要心ぶかい……」と...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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