...宋公の妻の父の家が城内の西門の内にあったが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「考城隍」
...女はその城市の西門から王を連れて入って往った...
田中貢太郎 「蘇生」
...名籠屋ノ大濟に至るを西門とすとあり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...葎(むぐら)は西門...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...西門の守りは誰...
吉川英治 「黒田如水」
...ここばかりでなく、偽攻の計を見やぶられたので、西門のほうでも、さんざんに張繍のために破られ、全線にわたって、破綻(はたん)を来したため、五更の頃まで、追撃をうけ、夜も明けて陽を仰いだ頃、城下二十里の外に退いて、損害を調べると、一夜のうちに味方の死者五万余人を生じていたことが分かった...
吉川英治 「三国志」
...西門へ逃げれば西門も火...
吉川英治 「三国志」
...こう叫びつつ西門の前まで駈け寄った...
吉川英治 「新書太閤記」
...男の西門慶には頼もしい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...西門大郎の御寮人(ごりょうにん)にしては...
吉川英治 「新・水滸伝」
...こちらで想う人には……」西門慶は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...西門慶はやおら彼女の体をまるで畳(たた)んでしまうような自由さで持ち扱かった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...西門慶の返辞よりも早く...
吉川英治 「新・水滸伝」
...西門慶の胸ぐらをつかむ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...西門慶は隣の二階へ梯子(はしご)段から顔だけ出した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...西門慶の旦那がよく行く王婆の茶店の奥で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...西門に立ったのが目明しの万吉で...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...この清水寺の西門のふところは...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??