...二千人余りの白襷隊(しろだすきたい)は...
芥川龍之介 「将軍」
...おぬいさんは慌て気味に襷(たすき)とエプロンとを外ずしながら...
有島武郎 「星座」
...そうして半纏(はんてん)を脱ぎ襷(たすき)を掛けながら土間へ降りた...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...何といういやな人でしょう」民子は襷掛け僕はシャツに肩を脱いで一心に採って三時間ばかりの間に七分通り片づけてしまった...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...おなじ紅絞などを片襷(かたたすき)にかくる...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...十文字に襷をかけて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...いそがしそうに襷(たすき)がけで水をくんでいたよろずやのおばさんは...
壺井栄 「二十四の瞳」
...それにまっかな木綿の扱帯(しごき)のようなもので襷(たすき)がけをした...
寺田寅彦 「柿の種」
...その日健三は例の如く襷(たすき)を掛けて戸棚の中を掻(か)きまわしているこの姉を見出した...
夏目漱石 「道草」
......
野口雨情 「雨情民謡百篇」
...帰る雁雁(がん)が 帰る雁が 帰る雁が 帰る襷(たすき)に ならんで雁が帰る山が暴(あ)れた海が 暴れた風で 暴れた帯になつて紐になつて雁が帰る機織虫機織虫(はたおりむし)は一機 織つたカンカラ コンカンカラ コン田舎は 涼し凌霄花(のうぜんかづら)カンカラ コンカンカラ コン機織虫と一緒に 遊ぼ...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...外して持って居た赤い襷(たすき)で権次の顔をピシリと叩きました...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...片襷(かただすき)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...襷(たすき)をはずして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...黒羽二重(くろはぶたえ)を絞った白襷(しろたすき)に反映して...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...六つ五つなる女の子に赤襷させて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...自分は襷掛(たすきが)けに身構えをして乞食の虱狩(しらみがり)を始めて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...手拭を姉様冠(あねさまかぶ)りにして襷掛(たすきが)けで能(よ)くクレクレ働く人だった...
二葉亭四迷 「平凡」
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