例文・使い方一覧でみる「襤褸布」の意味

...ジーンズに襤褸布のパッチを付ける... ジーンズに襤褸布のパッチを付けるの読み方

...襤褸布の服を着て出かけるのは恥ずかしい... 襤褸布の服を着て出かけるのは恥ずかしいの読み方

...襤褸布で作ったバッグが流行っている... 襤褸布で作ったバッグが流行っているの読み方

...古い布を織り直して襤褸布を作る... 古い布を織り直して襤褸布を作るの読み方

...子供達が襤褸布で作った人形を持って遊んでいる... 子供達が襤褸布で作った人形を持って遊んでいるの読み方

...聖人や英雄の襤褸布（ぼろきれ）で... 聖人や英雄の襤褸布での読み方
有島武郎「惜みなく愛は奪う」

...赤く曇りて襤褸布（ぼろぎれ）の燃ゆるが如く... 赤く曇りて襤褸布の燃ゆるが如くの読み方
上田敏上田敏訳「牧羊神」

...この俺に感化されたのか家中が寢鎭つてから小供の襤褸布を取り出しても仕事は明日の晩にして本をよむ事にするどうかすると曉方までもう此頃はあの癖は止まつたらしい然しあの頃の事は矢張り思ひ出すだらうなあの頃は自分にも一番よかつた善惡の觀念が單純にはつきりして居て今程思想は混亂しないで心の儘に振舞つて... この俺に感化されたのか家中が寢鎭つてから小供の襤褸布を取り出しても仕事は明日の晩にして本をよむ事にするどうかすると曉方までもう此頃はあの癖は止まつたらしい然しあの頃の事は矢張り思ひ出すだらうなあの頃は自分にも一番よかつた善惡の觀念が單純にはつきりして居て今程思想は混亂しないで心の儘に振舞つての読み方
千家元麿「自分は見た」

...この男は一本の綱の上に懸け渡した種々雑多な襤褸布を穢（むさ）くるしい幕にして... この男は一本の綱の上に懸け渡した種々雑多な襤褸布を穢くるしい幕にしての読み方
ディッケンス　Dickens 森田草平訳「クリスマス・カロル」

...自分の頭に再び巻きつけた襤褸布片（ぼろぎれ）の汚染（しみ）で染められた... 自分の頭に再び巻きつけた襤褸布片の汚染で染められたの読み方
チャールズ・ディッケンズ佐々木直次郎訳「二都物語」

...襤褸布（ぼろきれ）で一杯で... 襤褸布で一杯での読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー　Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳「ランボオ詩集」

...襤褸布（ぼろきれ）のようになって死んで居るではありませんか... 襤褸布のようになって死んで居るではありませんかの読み方
野村胡堂「大江戸黄金狂」

...その腰には襤褸布に包んだ異様なものがぶらさがっていた... その腰には襤褸布に包んだ異様なものがぶらさがっていたの読み方
久生十蘭「海難記」

...岡は襤褸布を絞つて... 岡は襤褸布を絞つての読み方
牧野信一「心象風景」

...襤褸布の巻き方が足りなかつたゝめに氷結して... 襤褸布の巻き方が足りなかつたゝめに氷結しての読み方
牧野信一「心象風景」

...土を練りあげると襤褸布で幾重にも包んである制作台の壜型を解きはじめた...
牧野信一「心象風景（続篇）」

...とりどりの襤褸布が四... とりどりの襤褸布が四の読み方
牧野信一「心象風景（続篇）」

...未成品を包む襤褸布の数も半分に減らされて... 未成品を包む襤褸布の数も半分に減らされての読み方
牧野信一「心象風景（続篇）」

...寧ろその襤褸布に包まれたまゝの姿にふさはしい――などゝ勿体さうに考へたりした...
牧野信一「心象風景（続篇）」

「襤褸布」の読みかた