...寒い日に襟巻を巻くのが好きです...
...おしゃれな襟巻をプレゼントされました...
...襟巻を忘れて出かけてしまい、とても寒かった...
...彼女はいつも襟巻を巻いている...
...黒い襟巻が彼のスタイルによく似合っている...
...しかも垢(あか)じみた萌黄色(もえぎいろ)の毛糸の襟巻(えりまき)がだらりと垂れ下った膝(ひざ)の上には...
芥川龍之介 「蜜柑」
...不相変(あひかはらず)皸(ひび)だらけの頬を萌黄色の毛糸の襟巻に埋めながら...
芥川龍之介 「蜜柑」
...老人(としより)の襟巻(えりまき)にさへ成らねば...
巌谷小波 「こがね丸」
...襟巻(えりまき)の狐(きつね)の顔は別に在(あ)り昭和八年一月十二日 七宝会...
高浜虚子 「五百句」
...それは長い襟巻(えりまき)で口元を覆うようにしたあの女であった...
田中貢太郎 「青い紐」
...長い青っぽい襟巻(えりまき)の襟を掻(か)き合せていた...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...外套や襟巻のまはりには...
土田耕平 「峠」
...頤と咽(のど)とを巻いてほとんど膝あたりまで垂れ下っている大きな襟巻の上に...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...毛皮の襟巻を少々汗ばむ頃まで用いる類の婦人である...
豊島与志雄 「風景」
...彼はこの風の中を襟巻(えりまき)に顔を包んで咳(せき)をしながらやって来た...
夏目漱石 「野分」
...襟巻(えりまき)に半分顔を包んでから風のなかをここまで来た甲斐(かい)はあると思う...
夏目漱石 「野分」
...細長くって真白な皮でできた襟巻(えりまき)らしいものの先に...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...和服で毛皮の襟巻というとどうやら別れた夫人の浪子の匂いがします...
野村胡堂 「流行作家の死」
...襟巻をした弱々しい小柄な老人の顔を見ていると...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...襟巻で面を包み帽子の前鍔を鼻の上まで引き下げ...
久生十蘭 「魔都」
...奴等はメイ子に首飾りと狐の襟巻を贈るなどゝ云つて置きながら未だに果さないところを見ると...
牧野信一 「武者窓日記」
...「まだまだそれどころじゃないってさ」サエは立ったまま襟巻とコートを古風な箪笥の前へぬぎ...
「鏡餅」
...なお附近に血染(ちぞめ)の襟巻が捨ててあった...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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