...寒い日に襟巻を巻くのが好きです...
...おしゃれな襟巻をプレゼントされました...
...襟巻を忘れて出かけてしまい、とても寒かった...
...彼女はいつも襟巻を巻いている...
...黒い襟巻が彼のスタイルによく似合っている...
...濃緑(こみどり)の襟巻に頬を深く...
泉鏡花 「薄紅梅」
...お定りの狐(きつね)の襟巻(えりまき)をして...
海野十三 「赤外線男」
...襟巻を頭からすっぽりかぶった波子は...
高見順 「いやな感じ」
...毛糸の襟巻(えりまき)ぐるぐる首にまいて...
太宰治 「新樹の言葉」
...狐(きつね)の襟巻(えりまき)をすると...
太宰治 「女人訓戒」
...まだら色の毛糸の襟巻(えりまき)を首に巻いていた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...そのネルの襟巻と四方太氏の玉子色の上等の襟巻との対照もおかしいものの一つではあったかもしれない...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...頭の上の瓦斯の光は薄汚い鼠色の襟巻を隠す所もなく照らしている...
寺田寅彦 「まじょりか皿」
...もし来られたら金三―五〇〇円、合服三揃、スキー帽、手袋、襟巻、シャツ、ズボン下、カトリック辞典一二、英語のギリシャ語文典(机上)、机上の国訳漢文大成を、出来る限度に於いて領置しておいて欲しい...
戸坂潤 「獄中通信」
...紡績の着物と羽織とを着て毛糸の襟巻に顔を埋めた三十四五の女が眼についた...
豊島与志雄 「微笑」
...またついにはぼろとなりしかの襟巻(えりま)きを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...襟巻(えりまき)ともつかない織物を纏(まと)って外へ出た...
夏目漱石 「門」
...自分もそれを真似て襟巻を頭からすっぽりと被(かぶ)った...
堀辰雄 「菜穂子」
...花模様のついたタオルを襟巻(シヨール)のやうに首に巻きつけながら鉄砲をとりあげると...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...其処まで首に巻いて来た毛糸の襟巻とか耳根まで覆つてゐた頭布とか外套代りの上着とか...
牧野信一 「山を越えて」
...首尾の松あたりで本屋また殖やし雀郎此は大川の一銭蒸汽内へ絵本売りに来る襟巻古き四十男の背ろ姿である...
正岡容 「大正東京錦絵」
...天鵞絨(ビロード)の襟巻で頬をスッポリと包み...
夢野久作 「眼を開く」
...厚い毛皮の襟巻ですっかり顔を包んでいる一人の男を案内して...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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