...この多襄丸に違いございません...
芥川龍之介 「藪の中」
...しかしてかの封建局外の学士頼襄(らいじょう)のごときすら封建立法者の策中に籠絡せられ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...襄邑織文也...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...秦の昭襄王(しょうじょうおう)の時白虎害を為せしかば能く殺す者を募る...
南方熊楠 「十二支考」
...『荘子』に黄帝方明を御とし襄城(じょうじょう)の野に至る...
南方熊楠 「十二支考」
...子賛名襄(のぼる)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...四月頼襄京都より至り...
森鴎外 「大塩平八郎」
...天明三年襄年四歳信州浅間山火を発し灰関東の野を白くし...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...是れ梁川星巌が東海道に於て襄の訃音(ふいん)を聞きて寄せし所なり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...紅牙(コウガ)催拍(サイハク)シテ燕ノ飛ブコト忙(セワ)シ一片ノ行雲(コウウン)画堂(ガドウ)ニ到ル眉黛(ビタイ)促(モヨオ)シテ成ス遊子ノ恨ミ臉容(レンヨウ)初(ハジ)メテ故人ノ腸(ハラワタ)ヲ断ツ楡銭(ユセン)買ワズ千金ノ笑柳帯(リュウタイ)ナンゾ用イン百宝ノ粧(ヨソオ)イ舞(マイ)罷(ヤ)ミ簾(レン)ヲ隔テテ目送スレバ知ラズ誰カコレ楚(ソ)ノ襄王(ジョウオウ)眼を貂蝉のすがたにすえ...
吉川英治 「三国志」
...襄陽は、新野(しんや)をさること遠かった...
吉川英治 「三国志」
...趙雲はかさねて襄陽の城内へ戻ってみたが...
吉川英治 「三国志」
...「鳳雛とは襄陽の統(ほうとう)...
吉川英治 「三国志」
...襄陽を中心とした古い都市がある...
吉川英治 「三国志」
...襄陽(じょうよう)の名士徳公(ほうとくこう)の甥で...
吉川英治 「三国志」
...「先生には近頃、つい、この近くの山にお住いだそうですな」「荊州、襄陽の滅びて後、しばし山林に一庵をむすんでいます」「呉にお力をかし賜わらんか、幕賓として、粗略にはしませんが」「もとより曹軍は荊州の故国を蹂躙(じゅうりん)した敵...
吉川英治 「三国志」
...襄江の上流さして敗走しだした...
吉川英治 「三国志」
...『襄(じょう)か...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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