例文・使い方一覧でみる「複」の意味


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...またパン屋というには少し雑な内容を持ち...   またパン屋というには少し複雑な内容を持ちの読み方
相馬愛蔵 「私の小売商道」

...単稗(たんはい)(Novelle)稗(ふくはい)(Roman)にわけてゐて単に長短の別を以て区別せず...   単稗複稗にわけてゐて単に長短の別を以て区別せずの読み方
田山録弥 「小説新論」

...やや雑な地形に起伏するいろいろの畑地を画布の中へ取り入れた...   やや複雑な地形に起伏するいろいろの畑地を画布の中へ取り入れたの読み方
寺田寅彦 「写生紀行」

...こういう重はもちろん歓迎されないものである...   こういう重複はもちろん歓迎されないものであるの読み方
寺田寅彦 「連句雑俎」

...所が其體裁から考へて尤も疑問となるのは釋詁篇に於て殊に重の多いことである...   所が其體裁から考へて尤も疑問となるのは釋詁篇に於て殊に重複の多いことであるの読み方
内藤湖南 「爾雅の新研究」

...されど単純なる二色若(も)しくは三色の配置によりてかへつて巧(たくみ)に雑美妙なる効果を収むる所何人(なんぴと)もよく企て及ぶ所にあらず...   されど単純なる二色若しくは三色の配置によりてかへつて巧に複雑美妙なる効果を収むる所何人もよく企て及ぶ所にあらずの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...それを織成す無限に雑な因子の離合の間に...   それを織成す無限に複雑な因子の離合の間にの読み方
中原中也 「宮沢賢治全集」

...記憶や想像によって再び写されてまた観念となる...   記憶や想像によって再び複写されてまた観念となるの読み方
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」

...が、彼は、泣き止んで、やさしい、むちむちした手を出して、顎のあたりを、つかんだり、なでたりしている赤児に気がつくと、もう、雑な、あらゆる気持から解放されることが出来た...   が、彼は、泣き止んで、やさしい、むちむちした手を出して、顎のあたりを、つかんだり、なでたりしている赤児に気がつくと、もう、複雑な、あらゆる気持から解放されることが出来たの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...生活は何と雑でしょう...   生活は何と複雑でしょうの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...いよいよ雑であってしかも率直な作品へとうつって...   いよいよ複雑であってしかも率直な作品へとうつっての読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...大人への影響のしかたは雑で...   大人への影響のしかたは複雑での読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...非常に強固に雑に組み合わされているために...   非常に強固に複雑に組み合わされているためにの読み方
三好十郎 「恐怖の季節」

...われわれはモンテーニュ時代の宗教戦争よりも一段と雑で広汎な国際間の争いの渦の中にまきこまれようとしているが...   われわれはモンテーニュ時代の宗教戦争よりも一段と複雑で広汎な国際間の争いの渦の中にまきこまれようとしているがの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...また是ほどまで雑に発達したかが二十年来の私たちの宿題であった...   また是ほどまで複雑に発達したかが二十年来の私たちの宿題であったの読み方
柳田国男 「海上の道」

...二つの方言の合であることは...   二つの方言の複合であることはの読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...それを雑怪奇にするのは...   それを複雑怪奇にするのはの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...孤立の苦境に落ち入った家康の雑なる心中の煩忙(はんぼう)と...   孤立の苦境に落ち入った家康の複雑なる心中の煩忙との読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「複」の読みかた

「複」の書き方・書き順

いろんなフォントで「複」

「複」の英語の意味

「複なんとか」といえば?  


ランダム例文:
子貢   御苦労様   乗艦  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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