例文・使い方一覧でみる「褄」の意味


スポンサーリンク

...下の端にちらめいて...   下褄の端にちらめいての読み方
泉鏡花 「浮舟」

...を折り緊(し)め...   褄を折り緊めの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...颯(さっ)と紅(あか)い(つま)が搦(から)むように...   颯と紅い褄が搦むようにの読み方
泉鏡花 「歌行燈」

...しさって(つま)を合せた...   しさって褄を合せたの読み方
泉鏡花 「怨霊借用」

...あの曲者はもう三度も二人の眼をのがれる事に成功して...   あの曲者はもう三度も二人の眼褄をのがれる事に成功しての読み方
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」

...そちらにも小(こづま)などをとった美しい女たちが笑い興じている声が...   そちらにも小褄などをとった美しい女たちが笑い興じている声がの読み方
近松秋江 「黒髪」

...それよりも左(ひだりづま)を取つてゐた曾(か)つての自分に魅力はあつても...   それよりも左褄を取つてゐた曾つての自分に魅力はあつてもの読み方
徳田秋声 「のらもの」

...補綴し辻を合わせることは...   補綴し辻褄を合わせることはの読み方
戸坂潤 「科学方法論」

...辻が合ったことになる...   辻褄が合ったことになるの読み方
戸坂潤 「現代唯物論講話」

...なんとなく辻の合わないところがあった...   なんとなく辻褄の合わないところがあったの読み方
豊島与志雄 「死因の疑問」

...あるいはその言うことに辻(つじつま)が合わなくなり...   あるいはその言うことに辻褄が合わなくなりの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...辻が合わないことばかりでございます」平次は会心の笑み――物悲しくさえ見える苦笑を見せました...   辻褄が合わないことばかりでございます」平次は会心の笑み――物悲しくさえ見える苦笑を見せましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...小(こづま)かた手(て)に友仙(ゆふぜん)の長襦袢(ながじゆばん)下(した)に長(なが)く...   小褄かた手に友仙の長襦袢下に長くの読み方
樋口一葉 「われから」

...だが何といふ奇妙な夢を見たことだらう! 彼は未だかつてこれほど辻の合はぬ夢を見たことがなかつた...   だが何といふ奇妙な夢を見たことだらう! 彼は未だかつてこれほど辻褄の合はぬ夢を見たことがなかつたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...一寸(ちょい)と辻(つじつま)が合(あっ)て居ます...   一寸と辻褄が合て居ますの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...髪もも乱れがちに...   髪も褄も乱れがちにの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...宮のお召し物の(つま)先を手で引いた...   宮のお召し物の褄先を手で引いたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...馬はいらないよ」万兵衛は辻(つじつま)の合わない言葉を押しつけて...   馬はいらないよ」万兵衛は辻褄の合わない言葉を押しつけての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「褄」の読みかた

「褄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「褄」

「褄なんとか」といえば?   「なんとか褄」の一覧  


ランダム例文:
   でかでか   船問屋  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
緩衝地帯   孤独死   国外追放  

スポンサーリンク

トップへ戻る