...喚人相伴洗裙裾(ひとをよんであひともなつてくんきよをあらふ)」と...
芥川龍之介 「骨董羹」
...政治家(更に具體的に云へば大臣と代議士と)官吏富豪と云ふものによつて女にされた「紅裙」の中には恐らくはアンジエラのやうな意味の妖婦(デイルネ)はゐまい...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...もう温泉場からその釣橋へ行く道の半ばからは、一方が小山の裙(すそ)、左が小流(こながれ)を間にして、田畑になる、橋向うへ廻ると、山の裙は山の裙、田畑は田畑それなりの道続きが、大畝(おおうね)りして向うに小さな土橋の見えるあたりから、自(おのず)から静かな寂しい参拝道となって、次第に俗地を遠ざかる思いが起(おこ)るのである...
泉鏡花 「遺稿」
...絞った裙(すそ)が靡(なび)いている...
泉鏡花 「婦系図」
...鞠子の婢(おさん)の寝た裙(すそ)を通って...
泉鏡花 「婦系図」
...看護婦が廊下へ雪のような裙(すそ)を出して...
泉鏡花 「婦系図」
...波の裙(すそ)を吸いました...
泉鏡花 「海神別荘」
...番頭も半纏の裙(すそ)をからげたでしゅ...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...裙模様(すそもよう)を着けた草...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...これも半白(はんぱく)の頭で襤褸(ぼろ)の著物の下に襤褸の裙(はかま)をつけ...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...最も進歩していると云わるる支那料理に於ても、その珍味とされてるもの、熊掌、鼈裙、吟士蟆のたぐいは、天然の味を最も多く保有している...
豊島与志雄 「「自然」」
...緇衣(しい)と紅裙(こうくん)とは京都の活ける寶物である...
永井荷風 「十年振」
...櫻花丹楓に映ずる銀釵(ぎんさい)紅裙の美とは京都に來つて初めて覓め得べき日本固有なる感覺の美の極致である――即秀麗なる國土山川の美と民族傳來の生活との美妙神祕なる藝術的調和である...
永井荷風 「十年振」
...紅裙(こうくん)六幅の霞怪しまず...
中里介山 「大菩薩峠」
...右の東垣の『食物本草』にある裙帯菜の記文は「裙帯菜ハ東海ニ生ズ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...海帯がコンブであるゾヨ! 昆布がワカメであるゾヨ! 海帯はアラメでないゾヨ! 裙帯菜はワカメでないゾヨ!『草木図説』のサワアザミとマアザミ飯沼慾斎(いいぬまよくさい)の著『草木図説(そうもくずせつ)』巻之十五(文久元年辛酉発行...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...緋衣、紅裙、青衣、白衣、緇衣、黄巾、青踏、赤前垂れ、白湯文字等、服粧で職業や階級を呼ぶ事多く、明治十年前後和歌山に奧縞ちう淫賣女が多かつた...
南方熊楠 「女順禮」
...裙子(はかま)のひもから下の物まで脱いで...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
