...箕裘を繼ぎつる上はこの文學の道にかくてあらむは...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...裘(けごろも)が焼けてしまった...
田中貢太郎 「虎媛」
...軽い裘(けごろも)...
田中貢太郎 「西湖主」
...寒い時には裘(かわごろも)を一枚着...
田中貢太郎 「富貴発跡司志」
...狐裘(かわ)の四百両もするてえやつを着てやがるぜ」「源か...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...それより今日に至るまで葛裘(かっきゅう)を変(かえ)ること二十たびである...
永井荷風 「西瓜」
...元気のいゝ子路は紫の貂(てん)の裘を飜して...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...満園ノ奇香微風ニ動クハ菟裘(ときゅう)ノ薔薇ヲ栽(うう)ルナリ...
永井荷風 「向嶋」
...自由な無禮講のこととて、別に劍を外(はづ)しもせずに食卓に就き、食事半ばにして暑くなつたので、裘を脱いだ...
中島敦 「盈虚」
...君の前にして裘を脱ぎ...
中島敦 「盈虚」
......
中原中也 「山羊の歌」
...裘衣(コジューフ)を脱ぐ訳にもゆくまいて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
......
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...『礼記』玉藻篇に君子裘青※褒(べいきゅうせいかんのたもと)...
南方熊楠 「十二支考」
...一人物巾(きん)を頂き裘(きう)を衣(き)たり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小春時節襲軽裘...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...裘(キウ)ヲ暖ニセズ...
吉川英治 「新書太閤記」
...願わくは(己れの)車馬衣裘(いきゅう)を...
和辻哲郎 「孔子」
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