例文・使い方一覧でみる「裕」の意味


スポンサーリンク

...先方へ行つて直ぐ家を持つだけの餘も無しするから...   先方へ行つて直ぐ家を持つだけの餘裕も無しするからの読み方
石川啄木 「札幌」

...そんな事に注意する余はなかった...   そんな事に注意する余裕はなかったの読み方
伊藤野枝 「わがまま」

...赤羽主任も一通り看取(かんしゅ)する余を持っていた...   赤羽主任も一通り看取する余裕を持っていたの読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...もちろん路銀の余はないし...   もちろん路銀の余裕はないしの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...一方には花鳥風月と共に嬉遊しておる余を持つようになっておるのであります...   一方には花鳥風月と共に嬉遊しておる余裕を持つようになっておるのでありますの読み方
高浜虚子 「俳句への道」

...これだけのむづかしい役の稽古を積み直させるだけの日數の餘がなかつた...   これだけのむづかしい役の稽古を積み直させるだけの日數の餘裕がなかつたの読み方
田村俊子 「木乃伊の口紅」

...僕には多少余があったので...   僕には多少余裕があったのでの読み方
豊島与志雄 「椎の木」

...その余がなかった...   その余裕がなかったの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」

...余しゃくしゃくだ...   余裕しゃくしゃくだの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」

...一瞬間前の余あり気な心持などは...   一瞬間前の余裕あり気な心持などはの読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...と云う丈の余は有った...   と云う丈の余裕は有ったの読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

...未開人民にはそんな余がない...   未開人民にはそんな余裕がないの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...娘の嫁入った先もかなり福な商家で...   娘の嫁入った先もかなり裕福な商家での読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...上流の夫人ほど我ままをする時間と経済の余を持っている...   上流の夫人ほど我ままをする時間と経済の余裕を持っているの読み方
夢野久作 「東京人の堕落時代」

...しまったと思う余もなかった...   しまったと思う余裕もなかったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...杯(さかづき)を取って一献(こん)という余を相手に見せたが...   杯を取って一献という余裕を相手に見せたがの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...今はそうしている時刻の余すらも既にないのである...   今はそうしている時刻の余裕すらも既にないのであるの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...彼の自由な、余ある、落ちついた態度は、ゲエテを模するまでもなく、彼の享楽人としての素質から生まれ出るのである...   彼の自由な、余裕ある、落ちついた態度は、ゲエテを模するまでもなく、彼の享楽人としての素質から生まれ出るのであるの読み方
和辻哲郎 「享楽人」

「裕」の読みかた

「裕」の書き方・書き順

いろんなフォントで「裕」

「裕」の英語の意味

「なんとか裕」の一覧  


ランダム例文:
虚器   気性   抜かりのない  

【保存版】AI画像生成の日本語文字化けを直す方法!初心者でも使える無料ツール

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
気管支拡張症   温度差   事実誤認  

スポンサーリンク

トップへ戻る