...翌日(あくるひ)になるとズット味が出ますからそれへ玉子の黄身を入れて丸めて裏漉のパンで包んで鉄網(かなあみ)で焼きますが下手(へた)に焼くと崩れますから焼き方が随分面倒です...
村井弦斎 「食道楽」
...オット話(はな)しが脇道へ走ってしまったが今の再製のスープの中へ白米を五勺(しゃく)ばかり入れて粥(かゆ)のようになるまで弱い火でグツグツ煮てこれもやっぱり裏漉へかける...
村井弦斎 「食道楽」
...丁寧(ていねい)にすれば裏漉にかけるとなお結構です...
村井弦斎 「食道楽」
...それをモー一層美味しくするのは南瓜(とうなす)を蒸すかあるいは湯煮(ゆで)て裏漉(うらご)しにして好い加減と思うほど今の物へ混ぜて肉桂(にっけい)の粉を加えて蒸すのです...
村井弦斎 「食道楽」
...薩摩芋を湯煮て裏漉しにして肉桂の粉を加えて今のプデンへ混ぜても結構です...
村井弦斎 「食道楽」
...また湯煮たる魚を裏漉しにしオムレツソフレーの中へ混合せて焼きてもよし...
村井弦斎 「食道楽」
...それを外の料理が済んだ時脂ばかり取り分けて鍋へ入れてよく煮て布巾(ふきん)と裏漉で漉しておきますと何時(いつ)でも料理に使えます...
村井弦斎 「食道楽」
...そこでブリスケが煮えたのですから一旦(いったん)出して小口(こぐち)から薄く切って野菜とともに皿へ盛って今の煮た汁を裏漉(うらご)しにしてかけて出すとなかなか美味しい御馳走が出来ます...
村井弦斎 「食道楽」
...玉葱の細かに切りたるもの二個分および塩少々加え四時間湯煮て皮を細かに切りまたその湯煮汁に塩胡椒を入れて味を付け裏漉しにし前の皮を混合せゼリー型または丼鉢へ入れて冷しおけばちょうど鮫のニコゴリの如きものとなる...
村井弦斎 「食道楽」
...別に味噌を摺って味淋と砂糖を混ぜて裏漉(うらご)しにして今の茄子をその中へ入れて焦(こ)げ付かないように攪き廻しながら暫く煮たものです...
村井弦斎 「食道楽」
...それはやっぱりペラオ飯のようにバター大匙一杯でお米一合を狐色にいためて牛か鳥のスープ三合と裏漉(うらご)しにした赤茄子大匙五杯とを加えて塩胡椒で味をつけてペラオ飯の通りに煮ます...
村井弦斎 「食道楽」
...第二十三 米のスープは牛か鳥の上等スープを拵えて裏漉(うらごし)にした御飯をのばしたものです...
村井弦斎 「食道楽」
...先ずハムの湯煮たのと鶏肉(けいにく)の湯煮たのとを四分六分位の割で細かく割(きざ)んで擂(す)り潰(つぶ)して裏漉(うらご)しにします...
村井弦斎 「食道楽」
...そのお芋を少しばかり裏漉(うらご)しにして摺鉢(すりばち)へ入れて下さい...
村井弦斎 「食道楽」
...湯煮て裏漉(うらご)しにしてお芋を一日乾(ほ)してお餅(もち)を搗(つ)く時お米と一所に蒸して搗き込みますと大層美味しいお餅が出来ます...
村井弦斎 「食道楽」
...摺りつぶして裏漉(うらごし)にし...
村井弦斎 「食道楽」
...体外には裏漉(うらごし)だの擂鉢(すりばち)だのという便利の機械があって造作なく繊維を除(と)れるけれども胃と腸とは何の機械も持っていない...
村井弦斎 「食道楽」
...体外の裏漉や擂鉢で筋を取ればその手数は料理する人一人だけで済む...
村井弦斎 「食道楽」
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