...五合の水が二合位に煮詰った時裏漉(うらご)しにしてまた布で漉します...
村井弦斎 「食道楽」
...生(なま)パンの裏漉しにしたのをつけて...
村井弦斎 「食道楽」
...翌日(あくるひ)になるとズット味が出ますからそれへ玉子の黄身を入れて丸めて裏漉のパンで包んで鉄網(かなあみ)で焼きますが下手(へた)に焼くと崩れますから焼き方が随分面倒です...
村井弦斎 「食道楽」
...やっぱり日本風の裏漉が便利だね...
村井弦斎 「食道楽」
...オット話(はな)しが脇道へ走ってしまったが今の再製のスープの中へ白米を五勺(しゃく)ばかり入れて粥(かゆ)のようになるまで弱い火でグツグツ煮てこれもやっぱり裏漉へかける...
村井弦斎 「食道楽」
...そは梅を能(よ)く洗い皮付きのまま二ツ割になし梅一斤に砂糖一斤の割合にて一夜砂糖に漬おき弱火にてアクを引ながら二時ほど煮て裏漉なし...
村井弦斎 「食道楽」
...これにはよく実(み)の入(い)った南瓜がいいので皮を剥いて小さく切って蒸すか湯煮るかしてそれを裏漉しにかけて一合の中へ玉子の黄身を一つ位入れて砂糖と肉桂(にっけい)の粉で味をつけて玉子焼鍋へ油を敷いてその中へ今の物を入れて二...
村井弦斎 「食道楽」
...その玉子を湯煮(ゆで)て裏漉(うらご)しにしてバターと塩胡椒で煉って塗りますがバターと塩胡椒の代が一人前一銭...
村井弦斎 「食道楽」
...別に赤味噌を裏漉になし味淋と水とを加えてドロドロにゆるめ唐辛少し入れ前の鰯を入れて煮るなり...
村井弦斎 「食道楽」
...そこへ塩を加えて味をつけて深い鍋へ移して三十分間弱い火で煮ますがそれを一旦裏漉(うらご)しにして再び鍋へ戻してから牛乳五勺を加えて少し煮てその中へ湯煮玉子(ゆでたまご)を四つ小さく輪切にして入れて御飯へかけます...
村井弦斎 「食道楽」
...第二十四 ブラウンライススープと申すのは大層美味しいもので御飯一合へスープ一合を加えて弱い火で三十分間煮て一旦裏漉しに致します...
村井弦斎 「食道楽」
...先ずハムの湯煮たのと鶏肉(けいにく)の湯煮たのとを四分六分位の割で細かく割(きざ)んで擂(す)り潰(つぶ)して裏漉(うらご)しにします...
村井弦斎 「食道楽」
...○味噌餅は餅を柔く湯煮(ゆで)おき別に赤味噌を擂り酒と砂糖にて味を付け裏漉(うらごし)にして一旦煮立て餅の上へかけ椀の蓋をなし少し蒸らして食す...
村井弦斎 「食道楽」
...それから裏漉しにして牛乳を交ぜて摺るとマッシといってキントンの衣(ころも)のようなものになります...
村井弦斎 「食道楽」
...摺りつぶして裏漉(うらごし)にし...
村井弦斎 「食道楽」
...薩摩芋(さつまいも)も大(おおき)いのを食べると胸が焼(やけ)るけれども裏漉(うらご)しにして梅干で和(あ)えると胸へ持たん...
村井弦斎 「食道楽」
...先日教えて戴いた薩摩芋の梅干和(うめぼしあえ)なんぞも忙がしい時に裏漉(うらごし)だけ略してお芋と梅干を直(す)ぐ摺鉢(すりばち)へ入れてよく擂交(すりま)ぜましたらそれでも結構食べられました...
村井弦斎 「食道楽」
...体外の裏漉や擂鉢で筋を取ればその手数は料理する人一人だけで済む...
村井弦斎 「食道楽」
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