...江戸に下り余が家の(京橋南街第一※)対(むか)ひの裏屋(うらや)に住しに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...今日(こんにち)吾人の眼より見れば貧しきこの裏屋も風流閑雅なる隠宅の如き観あり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...裏屋根の物干よりさし込む日の光...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...つづいて裏屋根の方で物干竿(ものほしざお)の落ちる音...
永井荷風 「雪解」
...老いて盲目(めしい)となり忰(せがれ)虎蔵の世話になり極楽水の裏屋に住ひゐたり...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...月(つき)五十錢(せん)の裏屋(うらや)に人目(ひとめ)の恥(はぢ)を厭(いと)ふべき身(み)ならず...
一葉女史 「大つごもり」
...同じ町ながら裏屋住居(ずまゐ)に成しよしは聞けど...
樋口一葉 「大つごもり」
...月五十銭の裏屋に人目の恥を厭(いと)ふべき身ならず...
樋口一葉 「大つごもり」
...このあたりの裏屋より赫奕姫(かくやひめ)の生るる事その例多し...
樋口一葉 「たけくらべ」
...此(この)あたりの裏屋(うらや)より赫奕姫(かくやひめ)の生(うま)るゝ事(こと)その例(れい)多(おほ)し...
樋口一葉 「たけくらべ」
...くれゆく空のたどたどしきに裏屋はまして薄暗く...
樋口一葉 「にごりえ」
...世間(せけん)は裏屋(うらや)に限(かぎ)れるものと定(さだ)め...
樋口一葉 「軒もる月」
...世間は裏屋に限れる物と定(さだ)め...
樋口一葉 「軒もる月」
...裏屋の夫婦が倦かれしとは事かはれば...
一葉 「暗夜」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...隙もれた裏屋根の...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...裏屋根から立ち上る白い煙が裏手の黒い森の中へ流れ込んでいた...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...応用化学の本場である仏蘭西(フランス)の巴里(パリー)ドーフィン街四十番地の古ぼけた裏屋敷の二階に下宿住居(ずまい)をして...
夢野久作 「暗黒公使」
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