...砂馬を俺たちテロリストの裏切り者と見たことで...
高見順 「いやな感じ」
...ずばりと彼女を裏切り者と呼んだ)――思いしらせてやるぞ!』わたしは...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...お前は卑怯者だ、裏切り者だ、馬鹿者だ...
豊島与志雄 「立札」
...烏合(うごう)の衆は民衆に対する裏切り者である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「でボースンやカムネ(カーペンター――大工――の訛(なま)り)はどうするんだね」波田はボースンや大工が裏切り者になりはしないかを恐れた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...裏切り者ちゅうことじゃろうが...
火野葦平 「花と龍」
...仲間に裏切り者がいて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...ステファノの為なら裏切り者になります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...だが、この裏切り者め、妻が全部段取りした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...お前は殺人者であり裏切り者だから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...この私を裏切り者だなどとおっしゃられては...
正岡容 「小説 圓朝」
...フーシェという冷血な裏切り者...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「この裏切り者」と葵太市が喚いた...
山本周五郎 「半之助祝言」
...「敵だっ」「裏切り者ぞ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...たちまち内部の裏切り者が...
吉川英治 「私本太平記」
...裏切り者が続出せぬかという惧れだ」「いや」と...
吉川英治 「私本太平記」
...――さては裏切り者の内応(ないおう)かと...
吉川英治 「私本太平記」
...わずかな裏切り者ぐらいはなんのぞうさもなく片(かた)づけてしまうのであろうが...
吉川英治 「神州天馬侠」
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