例文・使い方一覧でみる「裏をかく」の意味
スポンサーリンク...敵の裏をかくために、選手たちは邀撃の戦術を使った... 
...悪魔の巧みの裏をかく手だてを考へた...
芥川龍之介 「煙草と悪魔」
...言いたい放題をいっているかもしれないが……」清逸の心の裏をかくとでもいうような言葉がしばらくしてからまた園の唇を漏（も）れた...
有島武郎 「星座」
...名探偵の計略の裏をかくようなことはないでしょうか...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...その裏をかくつもりだったのです...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...わたしが頼まれたのは特にそいつの裏をかくためでした...
Ｇ・Ｋ・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...その裏をかくつもりで「狸」自身がわざとそのような振りをすることもある...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...民衆はわが身の裏をかくような観念を本能のように持つに至る...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その裏をかく相談をしたんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...追及の裏をかく手もあるわけだと...
久生十蘭 「肌色の月」
...おれの裏をかくかも知れん...
火野葦平 「花と龍」
...敵の裏をかく作戦である...
火野葦平 「花と龍」
...人間の理解の裏をかく...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...皆の期待の裏をかくのが得意である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ不実を罰し不信の裏をかく場合だけにかぎるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ちっとも不可思議ではない検証によってその裏をかくことができるかぎり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...バックは敵の防禦の裏をかくことができなかつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...曹操の裏をかくおつもりか？ ……」三「その奇策を行うには...
吉川英治 「三国志」
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