...裁可を求めて裁判所に訴えた...
...彼女は結婚の裁可を得るために市役所に行った...
...裁可が出たら、すぐに契約を結ぼう...
...その提案は、上層部の裁可を得なくては実行できない...
...裁可を得るためには、さらに検討が必要だ...
...芸術は御裁可(ごさいか)に及ばずとも...
芥川龍之介 「解嘲」
...やがて帝(みかど)のお裁可(ゆるし)を仰(あお)ぎて再(ふたた)び安芸(あき)の国(くに)にお降(くだ)り遊(あそ)ばされ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...それよしと裁可したれば...
石川啄木 「詩」
...若(も)し女が充分自由に成長して国家若しくは教会の裁可なしに性の秘密を学ぶなら...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...たとえ裁可されても...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...樞密顧問の諮詢及び帝國憲法第七十三條による帝國議會の議決を經た帝國憲法の改正を裁可し...
日本国 「日本國憲法」
...処分法を講じて御裁可を仰ぎ...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...明治二十三年三月二十七日に御裁可があり...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その三百二十一此年文久癸亥の歳七月二十日、棠軒は福山にあつて柏軒の病を聞き、上京の許を阿部家に請ひ、直に裁可を得た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...恐れ多くも中村東京市長の御裁可書が...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...――また西国では、安芸、長門、周防、四国の伊予にまでも、このたびは、お下知のまいらぬ国はありません」「すれや、十万も超えるであろうが」「が、不参(ふさん)も生じますので」「なるほど」「召(め)しに応じたくも、途中の敵に阻(はば)まれて、心ならずも、参陣できぬお味方など、かぞえておかねばなりません」「わかった」高時は、裁可を与えた...
吉川英治 「私本太平記」
...そのうえで裁可を与えよう」「いや! 古びた仰せを」宮は...
吉川英治 「私本太平記」
...「考えておく」とばかりで御裁可はない...
吉川英治 「私本太平記」
...みかどのご裁可をみるや...
吉川英治 「私本太平記」
...天子のご裁可をうけておいでなさい」「大きなことをいうな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...将軍家の裁可(さいか)によるという他(ほか)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...妙心両寺に厳命して幕閣の裁可を経ずして猥(みだ)りに出世し...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...秀忠の裁可を得るために一同が秀忠の前に出たり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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