...郡司はその女の小袿姿を見ると...
堀辰雄 「曠野」
...少し乱れた髪をそのままにして部屋着の袿姿(うちかけすがた)で笛を懐しい音(ね)に吹きながら座敷をのぞくと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...几帳より少し奥の所に袿姿(うちぎすがた)で立っている人があった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...袿姿(うちぎすがた)の男がよい香をたてて姫君の横で寝ていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中宮の留守のために裳もつけず袿姿(うちぎすがた)で立っているのは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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