...衷心の感謝を伝えます...
...彼の衷心の願いは家族と幸せに暮らすことだ...
...衷心からの応援をお願いします...
...彼女は衷心からのメッセージを送ってくれた...
...衷心に報告します...
...唯(ただ)偏狭なる自分が衷心から其(その)雅量に感謝する事の出来ないのは...
芥川龍之介 「羅生門の後に」
...去れば政友會の諸君も衷心を欺かず賛同せよと喝破して降壇せんとするや政友會の院内總理元田肇氏は島田氏に質問ありと叫び君の辯舌が餘りに巧妙なる故趣意の存する所を知るに苦しむ...
石川啄木 「雲間寸觀」
...しかし予は衷心(ちゅうしん)不憫(ふびん)にたえないのであった...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...友はわが衷心(ちゅうしん)を悉(ことごと)く了解しくれるならんと予期していた...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...衷心恐縮に堪(た)えぬ次第である...
大隈重信 「平和事業の将来」
...私は衷心喜びに堪えぬ...
大隈重信 「早稲田大学の教旨」
...多数ご参列の諸君に私は衷心感謝の意を表するのであります(拍手大喝采)...
大隈重信 「早稲田大学の教旨」
...衷心よりし君のいふ言に一理のあるを見る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...私の衷心よりの喜であり...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...僕は衷心から悔悟した...
長塚節 「開業醫」
...だが私は私の子に對して衷心からの愛情が薄いのです...
長塚節 「教師」
...そうしたら私は明日の朝の一回のアルコール分だけ助かるのだからと衷心から祈りたい思いでいっぱいだった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...衷心から嬉しそうにペコペコして私の処まで飛んで来てお礼を言ったくらいであったが...
夢野久作 「少女地獄」
...貴方がたの御親切衷心から感激しているのですね...
夢野久作 「少女地獄」
...つまり本人はその都度別の人間になって衷心からそう信じて云うから...
夢野久作 「鼻の表現」
...そうした自分の衷心(ちゅうしん)です...
吉川英治 「剣の四君子」
...いま足下を得たことを衷心からよろこぶ」といって――江陵の太守樊城侯(はんじょうこう)に封じた...
吉川英治 「三国志」
...キリシタンでない領主のうちでこの惟政ほど衷心の愛情を以てキリスト教の保護に尽してくれた人はほかにはないと彼は云っている...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??