...衷心の感謝を伝えます...
...彼の衷心の願いは家族と幸せに暮らすことだ...
...衷心からの応援をお願いします...
...彼女は衷心からのメッセージを送ってくれた...
...衷心に報告します...
...私は衷心(ちゅうしん)から...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...私が自ら生活して行く根柢を立派に有つてあゝ云ふ突飛なことをして迷惑を地主に与へると云ふことに就ては衷心忸怩たるものがないではないが私は自分の正しい文芸的労働の結果に其の生活の根柢を有して居る積りで居るし...
有島武郎 「狩太農場の解放」
...欧米諸国先進なる文明諸国の百有余の大学から祝辞を送られたのを衷心より感謝するのである...
大隈重信 「早稲田大学の教旨」
...衷心の歓喜何物か之ニ如かん...
田中正造 「非常歎願書」
...衷心を傾けると云った様にはアッと長い/\溜息(ためいき)をついた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...しないことを吾々は衷心から希望せざるを得ないのであるが...
戸坂潤 「社会時評」
...母は少しも面倒くさがる様子がなく衷心から自然にやってくれたのである...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...僕は衷心から悔悟した...
長塚節 「開業醫」
...自分は埃の立つ麥畑さへ興味を發見する樣に成つたのを衷心悦んで居る...
長塚節 「教師」
...衷心(ちうしん)から困(こま)つたやうな彼(かれ)に向(むか)つて内儀(かみ)さんはもう追求(つゐきう)する力(ちから)を有(もた)なかつた...
長塚節 「土」
...決して新聞には出しません」僕は衷心から気の毒になってこう約束して夫人とわかれたのである...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...しかもそれは僕に「プロレタリヤ運動の現實に接して貰いたい」という親切あまつての誤解であるから僕は衷心から感謝する...
平林初之輔 「中西氏に答う」
...圧迫や争闘は衷心(ちゅうしん)からの求めではない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...衷心から喜んでホッとした...
夢野久作 「少女地獄」
...衷心からそう信じているものならば...
夢野久作 「鼻の表現」
...「選挙権を与えよ」と衷心から叫んでいる事実に理解と同感とを持つことが出来た...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...いま足下を得たことを衷心からよろこぶ」といって――江陵の太守樊城侯(はんじょうこう)に封じた...
吉川英治 「三国志」
...衷心(ちゅうしん)...
吉川英治 「新書太閤記」
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