...当時の病み耄けた僧形とよく似寄った老衲子(ろうのうし)がいた...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...参禅(さんぜん)の衲子(のうし)に限った現象とは認められぬ...
夏目漱石 「虞美人草」
...「破衲子」といふのがある...
堀辰雄 「我思古人」
...爾来(じらい)諸国餉参(げさん)の衲子...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...「今の衲子(のっす)もこれほどの心を一度(ひとたび)発すべきなり...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...衲子(のっす)は仏意に合はんと思ふ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...「衲子(のっす)」にのみ言うのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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