...次第に衰えて来たのであろう...
芥川龍之介 「偸盗」
...そこに上半身を起している死神のような顔をした痩せ衰えた男...
海野十三 「千早館の迷路」
...幕府の威信益々(ますます)衰え...
大隈重信 「青年の天下」
...家道は段々と衰えて行ったのでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その間に家運が一層衰えて行くと云う状態になった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...朝廷の何ごとも昔に比べて衰えているという感じから来る一種の感傷とも...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...体(からだ)の萎(しな)びて痩せ衰えているのが見えた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...それと一緒にこのインテリ悲観説も亦衰え始めなければならなかったわけであり...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...自分の伴侶(はんりょ)のうちに老年の衰えまでも愛する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これから次第に衰えるかも知れないし...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...勢いの衰えゆく人々に対してはさほどにもないものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それは衰えてゆく外の光線に...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...それが実に衰えた寂しい音だ...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...「肉体が関与するとその欲望はかえって衰え弱まる」ということもできるであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それはお前の一生の・もうどうにも衰え果てて何もできなくなった・季節を不自由にするだけで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...在(ざい)には鯉幟(こいのぼり)を作る村があって一時栄えましたが今は衰えました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...げっそりと衰えた塙郁次郎は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...高い価値よりはむしろ低い価値を有つ(一三二)繁栄せる国が衰える時には...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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