...僕の聴覚がひどく衰えたのだ...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...なぜ世人は直ぐ衰えるのか人間は百二十五歳までの寿命をもっておるというのが我輩予(かね)ての説である...
大隈重信 「我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか」
...侍共の士気が衰えていた證拠で...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...年々衰えてゆく町の哀れさを思わせている...
徳田秋声 「新世帯」
...私の脳力も体力も衰えてきて...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...体力の衰えが急に目立ってきました...
豊島与志雄 「古木」
...久保田さんは急に元気が衰え...
豊島与志雄 「人の国」
...加速度的に民族の文化の衰えのきっかけとなるであろう...
中井正一 「「焚書時代」を脱却」
...風の勢いはいっこうに衰えない...
久生十蘭 「海豹島」
...火が少しでも衰えて音をしずめると...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...この痴人年老いて馬を制する力衰えたのか...
南方熊楠 「十二支考」
...哀れに衰えております...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そのお志というものも遂には衰えるであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今は衰えてしまいました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...衰えたりまた盛んになったりしながらも...
柳田国男 「年中行事覚書」
...少なくとも燃料のために樹林が衰えぬだけに...
柳田国男 「雪国の春」
...前にも増して痩せ衰えて行った...
夢野久作 「巡査辞職」
...信玄公以来の弓矢もかくばかり衰えたことかと...
吉川英治 「新書太閤記」
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