...これ等の題言の表示する感情は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...國語の語序による文字の位置や補助詞を音韻によつて表示する方法などが考案された...
武田祐吉 「古事記」
...唯だ是れ議会の壊血症に罹りたる事実を表示する顕象なりといはむのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一として行政体統の膿壊と閣下の無能力とを表示するものたるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それによつて原詩の時間的観念や実在的観念を表示することは出来ない...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...大老暗殺が水戸の私怨でないゆえんを天下に表示するためだというが...
服部之総 「志士と経済」
...同時にあらゆる可能な大きさ・性質を表示するか...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その何れかを表示するものが仄見(ほのみ)えるやうな氣がした...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...政治的堕落の程度の著しいことを表示する...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それは激烈な病気をきわめて明白に表示するであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「共に活くる心」は生活の手段ではなくてかえって生活の本体を表示する...
柳宗悦 「工藝の道」
...A母音一つをもって表示する習わしがある故に...
柳田国男 「海上の道」
...文字をもってこれを表示する必要の生じた時との間には...
柳田國男 「地名の研究」
...ハッケまたはハケは東国一般に岡の端の部分を表示する普通名詞である...
柳田國男 「地名の研究」
...これくらい顕著に幸福の感を表示するものはない...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...端的に国民の意志を表示することが出来て...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...自分の丁重さを表示するための思ひつきに過ぎなかつたのだが...
吉川英治 「折々の記」
...この思想を表示するものが彼の「葛藤」の語である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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