...「彼女に表白して振られてしまった...
...「今日は思い切って彼に表白する!」...
...「彼の想いを知ってから、私も彼に表白した...
...「彼氏にはまだ表白してないんだけど、もうデートしてる...
...「表白の仕方って、人それぞれだよね...
...――女陰の一語に表白した...
芥川龍之介 「河童」
...表白してやりたいという欲望がある...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...鶴子さんは此場合自分の潔白を表白する外に方法は無いと考へた...
高濱虚子 「俳諧師」
...表白(ひょうはく)...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...手紙は差出人の心を表白すると同時に受取人の心をも表白せしめる...
種田山頭火 「其中日記」
...ひたむきに感情を表白することが出来る(勿論...
種田山頭火 「其中日記」
...これは一見生徒の前に自分の無知を表白するように見える...
寺田寅彦 「物理学実験の教授について」
...早晩必ず天下に表白するの時節あるを信ずればなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...嫌惡の情をそそることなしに表白することは不可能なはずではないか...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...しかしこれは莫迦(ばか)莫迦しいほど無智な表白ではなかろうか...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...自分の意見を極端な乱暴さで表白する会話などでは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...身振りや語調や態度や思想表白の方法などのうちに――気持のうちにさえも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...芸術のうちに表白してる宗教的信念によって他人と結合していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...余は浮世絵師が実地の観察の及ばざる処を補ふにしばしば戯作者風の可笑味(おかしみ)多き空想を以てし半(なかば)支那半(なかば)西洋の背景に浮世絵在来の粉本に基(もとづ)ける美人を配合するなぞかへつて能く怪訝(かいが)好奇の感情を表白せる事を喜ぶ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...思はず実際の気持を表白した...
牧野信一 「鱗雲」
...勝手に自分を表白してもよい時代になっても...
柳田国男 「雪国の春」
...医術にはそれ以上の能力はありゃあしない」去定は自嘲とかなしみを表白するように...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...それは苦痛の表白とも思える切実なひびきをもっていた...
山本周五郎 「新潮記」
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