...殊に村の総代役は郡でも近々にお民の勤労を表彰する筈だつたと云ふことを話した...
芥川龍之介 「一塊の土」
...ここに表彰する光栄を失したのを悲しむ...
芥川龍之介 「水の三日」
...模範的捕虜収容所長を表彰するようなことがあれば...
石川欣一 「比島投降記」
...授爵等の恩賞をもって表彰する...
石原莞爾 「戦争史大観」
...無茶苦茶に人を表彰する事の好きだつた大隈内閣は...
薄田泣菫 「茶話」
...遂々文部省は全国に於ける村塾で農村文化(?)に貢献し人格陶冶の功績を挙げているものを選んで表彰することに決めたのである...
戸坂潤 「社会時評」
...その冷酷漢の名誉を表彰するために奨励金支出の議案でも提出してやったんだのに!……実にすばらしいポンチ絵だよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...又公の偉勳を表彰する永遠の紀念たるべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...又公の偉勲を表彰する永遠の紀念たるべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...木村氏を表彰すると同時に...
夏目漱石 「学者と名誉」
...大方此の旗行列は戦勝の名誉を表彰する神社などへ行く事だらうと思つて跡について行くと...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...こうして茂助を殉職消防夫として死後表彰することになったのである...
牧逸馬 「舞馬」
...軍功を記して天下に表彰する従軍記者が将校下士の前に頓首(とんしゅ)して食を乞ひ茶を乞ひただその怒気に触れんことを恐るるが如き事実の明治の今日に存せんとは誰も予想外なりしなるべし...
正岡子規 「従軍紀事」
...とにかく功績を表彰する意味を含んだものである...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
...名誉を表彰するものであったはずの位階勲等が官吏の勤続年数によって自動的に与えられていた時代にあっては...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
便利!手書き漢字入力検索