...父親の後を継いで家業の衣鉢を継いだ...
...彼女は母親のラストアイテムであるドレスを着て、彼女もまた母親の衣鉢を継いだ気分です...
...あの会社は、社長が急逝したが、次の社長が衣鉢を継いで、業績を上げた...
...彼女は、先輩社員から仕事を引き継いで、新たな衣鉢を継いだ...
...彼は書道家であり、父親の道を継ぐことで、家の衣鉢を継ぐことになった...
...しかし誰が最も的的(てきてき)と芭蕉(ばせを)の衣鉢(いはつ)を伝へたかと言へば恐らくは内藤丈艸(ないとうぢやうさう)であらう...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...寒月の放胆無礙(むげ)な画風は先人椿岳の衣鉢(いはつ)を承(う)けたので...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...極めて卑近な行(ぎょう)をして俗衆を教化しようとした空也上人の衣鉢(いはつ)を伝えたものであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...事情があるなら商量(しょうだん)にあずかろうじゃないか」そこには法海禅師が背に衣鉢(えはち)を負い手に禅杖を提げて立っていた...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...事情があるなら商量(そうだん)にあずかろうじゃないか」法海禅師が背に衣鉢を負い手に禅杖を提げて立っていた...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...エネルギー不滅論の祖とせらるるロベルト・マイアーは最もよくルクレチウスの衣鉢(えはつ)を伝えた後裔であった...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...この衣鉢(いはつ)を...
直木三十五 「死までを語る」
...ダンディ(Vincent D'Indy1851―1931)フランクの衣鉢(いはつ)を継いた人だが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...しかも彼等は封建精神の衣鉢を襲いで...
平林初之輔 「文学方法論」
...乃伝道之衣鉢...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...カアライルがギヨオテの衣鉢を傳へて一種の汎神論をなし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...自分も黄檗(おうばく)の衣鉢(いはつ)を伝えた身であって見れば...
森鴎外 「渋江抽斎」
...彼の衣鉢(いはつ)を伝えた乾山においてもそうである...
柳宗悦 「工藝の道」
...それは師の衣鉢(いはつ)をつぐ者か...
山本周五郎 「日本婦道記」
...明治の大家一六居士の息たる巌谷小波山人は父翁の衣鉢は襲(つ)がぬが...
山本笑月 「明治世相百話」
...その稽古腰の強いこともたしかに翁の衣鉢(いはつ)を嗣(つ)いでいた...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...大祖父(だいそふ)信玄(しんげん)の衣鉢(いはつ)をつぎ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...父の衣鉢(いはつ)はうけず...
吉川英治 「新書太閤記」
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