...父親の後を継いで家業の衣鉢を継いだ...
...彼女は母親のラストアイテムであるドレスを着て、彼女もまた母親の衣鉢を継いだ気分です...
...あの会社は、社長が急逝したが、次の社長が衣鉢を継いで、業績を上げた...
...彼女は、先輩社員から仕事を引き継いで、新たな衣鉢を継いだ...
...彼は書道家であり、父親の道を継ぐことで、家の衣鉢を継ぐことになった...
...孤節(こせつ)紅葉(こうえふ)山人の衣鉢を守る...
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」
...三 芭蕉の衣鉢芭蕉の衣鉢(いはつ)は詩的には丈艸などにも伝はつてゐる...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...寒月の放胆無礙(むげ)な画風は先人椿岳の衣鉢(いはつ)を承(う)けたので...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...事情があるなら商量(しょうだん)にあずかろうじゃないか」そこには法海禅師が背に衣鉢(えはち)を負い手に禅杖を提げて立っていた...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...エネルギー不滅論の祖とせらるるロベルト・マイアーは最もよくルクレチウスの衣鉢(えはつ)を伝えた後裔であった...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...実にその衣鉢(いはつ)を伝えたる者なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この衣鉢(いはつ)を...
直木三十五 「死までを語る」
...鉄砲鍛冶の父祖の衣鉢を継いで...
野村胡堂 「江戸の火術」
...しかも彼等は封建精神の衣鉢を襲いで...
平林初之輔 「文学方法論」
...乃伝道之衣鉢...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...カアライルがギヨオテの衣鉢を傳へて一種の汎神論をなし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...誰が衣鉢(いはつ)を嗣(つ)ぐのでしょうか...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...彼らの衣鉢(いはつ)の真の継承は...
柳宗悦 「工藝の道」
...それは師の衣鉢(いはつ)をつぐ者か...
山本周五郎 「日本婦道記」
...翁の衣鉢(いはつ)を伝えるに足る中心人物が...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...衣鉢(いはつ)をとどめていることはできません...
吉川英治 「三国志」
...父の衣鉢(いはつ)はうけず...
吉川英治 「新書太閤記」
...充分父の衣鉢(いはつ)を継ぎ得ていたのである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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