...おくみはお脱ぎになつたお羽織をそつと衣紋竿にかけて置いた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...大工も途方に暮れているという有様……そこでこのままでやられた日には衣紋竿を突張ったような大仏が出来ますから...
高村光雲 「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」
...やられた日には衣紋竿(えもんざお)を突っ張ったような大仏が出来ますから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...うちの廊下の衣紋竿には国男さんの冬のトンビがかかっていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...衣紋竿といふものが普及するまでの状況...
柳田國男 「服裝語彙分類案」
便利!手書き漢字入力検索