...極めて均衡を得た評價と雖も...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...一谷で生捕された平重衡が...
宇野浩二 「それからそれ」
...優劣均衡条件決定者...
谷譲次 「踊る地平線」
...経済均衡の一般的条件を論証した最初の人であり...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...均衡の市場価格を得るのであるか...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...ちょうど平衡を失ってゆるんでいるきわどいすきまへ出くわすためだかどうか...
寺田寅彦 「笑い」
...彼女の精神的平衡はひどく害された...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の上にどんな物がどんなふうに平衡を保って乗っているのやらわからない...
永井隆 「長崎の鐘」
...かなり微妙な熱的条件の均衡と...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...その悲しみそのものを樂しまれようとする――さういふ二つの相反した感情が絶えず室生さんの心のなかでは微妙な均衡をすこしも危なげなしに得てゐる...
堀辰雄 「「文藝林泉」讀後」
...労働の貨幣価格が食料の価格との均衡を保ち...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...社会における均衡と矛盾との関係を意味し...
三木清 「哲学入門」
...狐狼がそれで以て秀衡の幼児(後に泉三郎忠衡(ただひら))を育てたそうだ...
南方熊楠 「十二支考」
...対生とか平衡とか当時としてはフレッシュな用語をつかいつつ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...心の平衡を失わずに痛風の苦しみに堪えるところにあるとするならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...新旧の田畑の間に賦課が不均衡であるのは経済上有害であるゆえに...
柳田國男 「地名の研究」
...真の英雄と思われるな?」禰衡は...
吉川英治 「三国志」
...中宮ノ大夫(たゆう)実衡(さねひら)の琵琶...
吉川英治 「私本太平記」
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