例文・使い方一覧でみる「衒」の意味


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...敢て何等の気なく何等の矯飾なかりき...   敢て何等の衒気なく何等の矯飾なかりきの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...学(げんがく)の気焔を挙ぐる事...   衒学の気焔を挙ぐる事の読み方
芥川龍之介 「骨董羹」

...公民の妻と覺しき婦人の際立ちて飾り(てら)へるあり...   公民の妻と覺しき婦人の際立ちて飾り衒へるありの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...私はまた間違つた教育者を(てら)はふとしてゐると...   私はまた間違つた教育者を衒はふとしてゐるとの読み方
伊藤野枝 「私信」

...優れた探偵家の免(まぬが)れ難い気(げんき)であったのか...   優れた探偵家の免れ難い衒気であったのかの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...茶入には以前の気は跡方もなく消えてゐました...   茶入には以前の衒気は跡方もなく消えてゐましたの読み方
薄田泣菫 「利休と遠州」

...あの頑迷な学者のラニョンが...   あの頑迷な衒学者のラニョンがの読み方
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」

...自他共に隠さずはず...   自他共に隠さず衒はずの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...へツへ」むしろ好んで皮肉を(てら)ふやうなその歪んだ口許(くちもと)に深い皺を寄せ乍らにや/\と傲(ほこ)りがに裕佐の顔を見てゐた孫四郎はかう云つて高く笑ひ出した...   へツへ」むしろ好んで皮肉を衒ふやうなその歪んだ口許に深い皺を寄せ乍らにや/\と傲りがに裕佐の顔を見てゐた孫四郎はかう云つて高く笑ひ出したの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...熱誠を(てら)って...   熱誠を衒っての読み方
夏目漱石 「それから」

...學、氣取り、淺薄といふやうな惡評を、私も氏に對して下すやうになつた...   衒學、氣取り、淺薄といふやうな惡評を、私も氏に對して下すやうになつたの読み方
正宗白鳥 「昔の西片町の人」

...後は命を(かた)らるゝ種と知らざる浅間しや」といへる一句はいはゆる狂言の山なるべし...   後は命を衒らるゝ種と知らざる浅間しや」といへる一句はいはゆる狂言の山なるべしの読み方
三木竹二 「いがみの権太」

...貴婦人に向ってラテン語を引用することが学的であることを詫びるのであろうか...   貴婦人に向ってラテン語を引用することが衒学的であることを詫びるのであろうかの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...「甲寅叢書」の時は非常にペダンティック(学的)で...   「甲寅叢書」の時は非常にペダンティックでの読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...姉さんたちが女(ぜげん)の六から逃げきれなかったようにね...   姉さんたちが女衒の六から逃げきれなかったようにねの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...(てら)ったりする必要のないなかまなので...   衒ったりする必要のないなかまなのでの読み方
山本周五郎 「山彦乙女」

...矛盾(むじゅん)、秘密、卑屈、(てら)い、虚偽、あらゆる陰性の虫が僧院に湧く原因はそこにあるんだ...   矛盾、秘密、卑屈、衒い、虚偽、あらゆる陰性の虫が僧院に湧く原因はそこにあるんだの読み方
吉川英治 「親鸞」

...計画もなく(てら)いもなく...   計画もなく衒いもなくの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「衒」の読みかた

「衒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「衒」

「衒」の英語の意味

「衒なんとか」といえば?  


ランダム例文:
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