...梅といふ子が生れた翌年(よくとし)不図(ふと)行方知れずなつてからモウ九年になる...
石川啄木 「鳥影」
...遂々(とう/\)行方知れずさ...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...そのまま行方知れずになり...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...それっきり行方知れず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...暮から六人も行方知れずだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「先代が行方知れずになった頃...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...逐電(ちくでん)して行方知れず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...逐電(ちくてん)して行方知れず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一年前に行方知れずになった父が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...長女は新京で行方知れずになり...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...諸犬これを尋ね廻れど更に行方知れず...
南方熊楠 「十二支考」
...愛染明王(あいぜんみょうおう)の姿を現じて行方知れずになったといってあります...
柳田國男 「日本の伝説」
...いまは行方知れずになっているが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...そのまま行方知れずになって...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...ついに行方知れずに...
山本周五郎 「山彦乙女」
...何処かへ行方知れずになつてしまつたのである...
吉井勇 「酔狂録」
...隅田川から行方知れずになったと聞いたが...
吉川英治 「剣難女難」
...夏の初めから行方知れず...
吉川英治 「私本太平記」
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