例文・使い方一覧でみる「行年」の意味
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...大学の図書館で、この書籍発行年月日の情報を探しています...
...――これが行年五十八歳とは...
芥川龍之介 「上海游記」
...不肖行年六十一、まだ一度も芸術家のように莫迦莫迦（ばかばか）しい己惚（うぬぼ）れを起したことはない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...行年（ぎょうねん）はちょうど五十三である...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...即位の第三年行年二十二の時に王は国を出て...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...行年（ぎょうねん）その時六十歳を...
泉鏡花 「歌行燈」
...物のわけをも知（しら）ぬ者ども、小肘（こひぢ）つかんで引立（ひつたて）、車一両に二三人づゝ引のせ奉るさへに、若君姫君の御事さま、扨（さて）も／＼と云（いは）ぬ者なく、其身の事は不レ及レ申、見物の貴賤も（どつ）と鳴（なき）出、しばしは物のわけも聞えざりけり、世に在（おはし）し時は、花やかなる有さまにて有べきが、昨日は今日に引かはり、白き出立（いでたち）の外はなし、若君姫君をお乳人（めのと）にも、はやそひまいらせず、御母おやの膝の上にいだき給ひしに、何心もなく、おち（お乳の人）もこゝへなんとのたまふの、いたひけさ、あはれさ、此上あらん共（とも）覚え侍らず、三条河原に着しかば、車よりいだきおろし奉りぬ、各秀次公の御首の前へ、我おとらじと、はら／＼とより給ひ、ふしおがみ候しさまあさからず見えにけり、一の台と申は、菊亭右府の息女なれば、いづれもよりは上におはしけり、行年三十四歳、今度の御謀反（むほん）の沙汰ゆめ／＼なき事を、増田石田がさゝへに、かくならせ給ふ事のあはれさ、是非なくおぼして、かくなん心にもあらぬ恨みは濡衣（ぬれぎぬ）のつま故かゝる身となりにけり或は云う、一番には、上（じやうらふ）の御方一の台の局、前の大納言殿御娘、御年は三十路（みそぢ）に餘（あま）り給へども、御かたち勝（すぐ）れ優にやさしくおはしければ、未だ二十ばかりにぞ見え給ふ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...俗名コトエ 行年二十二歳（さい）ああ...
壺井栄 「二十四の瞳」
...三谷氏のいふ「和蘭文典文章篇」印刷文明史のいふ「文法書シンタクシス」はその發行年月が同じ安政三年六月であることからしても川田久長氏が前題の文中にいふ「文法書セイタンキシス」と同一であることが肯けるし...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...行年五十八歳であった...
中里介山 「法然行伝」
...しかるに二つある物は前の季に用る行年（ゆくとし）をとらんためなればこの理近かるべしといへるもあり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...伝染病流行年も時々発生したらしく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その間に伝染病流行年があったにもかかわらず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...伝染病流行年の極めて多数は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「万治二亥年十月大通事被仰付、元禄八亥年九月十九日御暇御免、同九月二十一日病死、行年六十三...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...行年八十二歳であった...
森鴎外 「細木香以」
...行年四十五歳」と記してあるのが...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...ガオ！ 到る處にこの名イヴェといふも一人のガオ、「氷島ノルダン峽江附近にて船外へ落ちて行方不明、行年廿二歳...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...行年廿三才平穩なる休息彼と共にあれ！氷島はその小さな共同墓地と共に彼女の眼前に浮び上つた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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