...とうとう行ったり来たりにくたびれて...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...部屋の隅から隅へ長いこと行ったり来たりしていたが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...遊びに行ったり来たりしている間に次第にそういう関係になったの...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...天気のいい日は温室や庭を行ったり来たりして...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...部屋をせかせかと行ったり来たり...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...夕方の波止場の上を行ったり来たりしている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...陽照りのはげしい丘の路を行ったり来たりしたが...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...夕飯の仕度の出来るまで赤ん坊をおぶって廊下を何度も行ったり来たり...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...寒肌(さむはだ)をたてながら行ったり来たりしていたが...
久生十蘭 「野萩」
...行ったり来たりしているのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...部屋をせかせか行ったり来たりする有様はまるでグラスゴウ部長がいないかのようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...客間を行ったり来たりして...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...興奮して行ったり来たり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...ジョージ卿が取り乱したように行ったり来たり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...大奥様は部屋を行ったり来たり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...二人は何べんも行ったり来たりして...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...二三度左手を帯にはさんで行ったり来たりすると...
宮本百合子 「後庭」
...忙(せ)わしなく行ったり来たりする炭車の間を縫いながらユックリユックリした足取りで坑口まで運び出して来るのであるが...
夢野久作 「斜坑」
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