...田圃の行き止まりに小さな流れがある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...けれどもその壁は行き止まりにはなっていなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ちょうど行き止まりかと思われたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この一種の行き止まりの奥...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...奥は狭まって行き止まりになり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...四方への分岐、塹壕(ざんごう)の交差、枝の形、鴨足(かもあし)の形、坑道の中にあるような亀裂、盲腸、行き止まり、腐蝕した丸天井、臭い水たまり、四壁には湿疹(しっしん)のような滲出物(しんしゅつぶつ)、天井からたれる水滴、暗黒、実にバビロンの町の胃腸であり、洞窟(どうくつ)であり、墓穴であり、街路が穿(うが)たれている深淵(しんえん)であり、かつては華麗であった醜汚の中に、過去と称する盲目の巨大な土竜(もぐら)が彷徨(ほうこう)するのが暗黒の中に透かし見らるる、広大なる土竜(もぐら)の穴であって、その古い吐出口の墓窟のごとき恐ろしさに匹敵するものは何もない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...カドラン街の下にある彎曲(わんきょく)した隧道(すいどう)と三つの行き止まりとを見回ってきたところだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼らがそれらの行き止まりの奥に大角灯を振り動かしてる時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...上手に上ってゆけば一つの行き止まりに達する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...行き止まりもあり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...推論の行き止まりの唯一の事物は感覚や記憶の印象であり...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...行き止まりに出ているらしいではないか...
室生犀星 「花桐」
...修養の行き止まりである...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...神出鬼没の行き止まりとして世間から一種の敬意を払われるので...
夢野久作 「鼻の表現」
...その行き止まりに在る青ペンキ塗りの扉(ドア)を開いて...
夢野久作 「復讐」
...さっきの行き止まりと違って...
吉川英治 「江戸三国志」
...前方は行き止まりの袋路次だという...
吉川英治 「新・水滸伝」
...我々が立っていた通廊は行き止まりで...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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