...人は案外下らぬところで行き悩むものである...
高村光太郎 「緑色の太陽」
...日本堤(にほんづつみ)は雪に埋(うも)れし低き人家と行き悩む駕籠の往来(おうらい)に...
永井荷風 「江戸芸術論」
...水門に行き悩む巡洋艦『最上』鬼の島...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...猛烈なぬかるみが深くて犬でさえ行き悩む様子をみせた...
「朝の風」
...行き悩むこと再々だった...
吉川英治 「私本太平記」
...何か重大な難事件に行き悩むと...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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