...行き先を知らせて貰いたいな」そう言って菓子折りを置いて行った...
高見順 「いやな感じ」
...お国の行き先について...
徳田秋声 「新世帯」
...その行き先を嗅ぎ出すくらいは...
徳田秋声 「黴」
...やつの 行き先なんて ぼくには まるわかりだ...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...行き先は誰も知らないと書いてあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...前に言ったように行き先は分かっています」メアリはまだ明るいのどかな庭に出た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ペニー銅貨を赤帽に渡すと、機嫌が良くなり、行き先を尋ねた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...その後その行き先きがどうなったか私には分らなくなった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...二黒犬を随えた猟人から唐で擲(な)げた三鈷(こ)の行き先を教えられたとあり...
南方熊楠 「十二支考」
...行き先きの無い人間なんですよ...
三好十郎 「好日」
...だれにもお行き先をお言いにならぬような微行をなさるのは軽率で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...みちは紆曲(うきょく)していてまるで行き先さえ分らない...
室生犀星 「花桐」
...何処へだろう? 日吉には行き先も分らなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...――となると、その行き先だが、誰か、小耳にでも洩れ聞いておらぬかの」「よう聞かぬが、先頃、林佐渡様のおやしきへ召し呼ばれた時、京のあたりへと伺ったが」一人のことばに、「え...
吉川英治 「新書太閤記」
...あなた様のお行き先はどちらですか」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...行き先は」虎之助は...
吉川英治 「新書太閤記」
...その金の工面の行き先を糺(ただ)すと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...その行き先は知る者がない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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