...僕は思想の行きづまりからだと思ふよ...
太宰治 「道化の華」
...作品の上の行きづまりではなかった...
太宰治 「春の盗賊」
...沢の奥の行きづまりには崩れかかったプールの廃墟に水馬(みずすまし)がニンプの舞踊を踊っている...
寺田寅彦 「浅間山麓より」
...後者によるそれは行きづまり――危機や停滞――の宿命を持っている...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...理論は行きづまり...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...西欧(アメリカも同じだが)の文明は技術的であるが故に今行きづまりと没落とに瀕している...
戸坂潤 「科学論」
...文明乃至文化それ自身の行きづまりとして...
戸坂潤 「技術の哲学」
...旧意識の行きづまりや新意識の勃興は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この行きづまりの解決は無論偽似モダーニズムでも反モダーニズムでも復古主義でもあり得ないのは判り切ったことだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...つまりこの解決は行きづまりに来たということである...
戸坂潤 「生産を目標とする科学」
...今年に這入ってからの北支工作の一時的行きづまりなどは...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...今日の日本の行きづまりは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...自由主義の行きづまりとか...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...行きづまりになっていて...
直木三十五 「大阪を歩く」
...この両者とも行きづまりになっていて...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...行きづまりになっていた...
堀辰雄 「旅の絵」
...あるいはこういう行きづまりの場合のため...
本庄陸男 「石狩川」
...細大洩さず作品の中に活かして来ているだろうか?資本主義経済の行きづまりは...
宮本百合子 「国際無産婦人デーに際して」
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