...二十年間、あなたはその間に、立派な全集を、三種類もお出しなさって、私のほうは明治大正の文学史どころか、昭和の文壇の片隅に現われかけては消え、また現われかけては忘れられ、やきもきしたりして、そうして此頃は、また行きづまり、なんにも書けなくなりました...
太宰治 「風の便り」
...私の最近の行きづまりを女性を愛する事に依って打開したい等...
太宰治 「風の便り」
...きのう迄の行きづまりに感謝だ...
太宰治 「風の便り」
...そのうちに私は小説に行きづまり...
太宰治 「川端康成へ」
...どんな行きづまりも...
壺井栄 「赤いステッキ」
...不折邸附近の行きづまり横町が克明に描かれ「不折」「浅井」両家の位置が記入されている...
寺田寅彦 「子規の追憶」
...技術的精神は行きづまりの精神としてしか現われない...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...即ち近代産業が資本制的な行きづまりを社会機構上打破して前進することに於ける...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...さてこの行きづまりの原因はどこにあるか...
戸坂潤 「生産を目標とする科学」
...その技術の自発的な行きづまりにまで転嫁される...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...小市民的自我(日本の多くの文学では之がブルジョアジーを代表する)の行きづまりの自覚は...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...思想の行きづまりに発生する徒花であり...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...個人主義の行きづまりである...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...姉の死と同時に私のところの家庭はもう久しく予期された行きづまりに到著(とうちゃく)した...
中勘助 「結婚」
...この世の行きづまりですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...行きづまりになつてゐた...
堀辰雄 「旅の繪」
...細大洩さず作品の中に活かして来ているだろうか?資本主義経済の行きづまりは...
宮本百合子 「国際無産婦人デーに際して」
...行きづまりがあり...
室生犀星 「津の国人」
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