...(中略)「おのれ常に老臣共の衆評を聴きて...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...故人田之助といふ衆評で有つた...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...一山衆評して申けるは...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...きのう大衆評価の高かった鉱山株が...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...スターリンが徹底的な現実家であることは衆評の一致するところである...
三木清 「政治の論理と人間の論理」
...毎(つね)に窃(ひそ)かに詣(もう)でて衆評を聞くと...
南方熊楠 「十二支考」
...衆評を聞いた上己れに報ぜしめて難癖を直す...
南方熊楠 「十二支考」
...衆評者のシエクスピイヤが作を評して其旨を窺ひ盡すこと能はざるは何故ぞ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...シエクスピイヤが作は衆評者の理想を沒却して...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...その作の衆評者の理想と作家自身の理想とを沒却すること...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...諸将の衆評はまだそれに一致を見なかった...
吉川英治 「三国志」
...その衆評はみな暗に兄君たるあなたの才徳を晦(くろ)うするものではありませんか」「でも...
吉川英治 「三国志」
...彼はまず尚書令となって、国事一切の処理にあたったが、衆評は、彼に対して、「あの人は平凡だが、平凡を平凡として、威張らず衒(てら)わず、挙止、ありのままだから至極よい」と、みな云った...
吉川英治 「三国志」
...いうところが衆評であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...後で勝ち誇った武田軍の衆評だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...という衆評だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...「無能」という衆評が...
吉川英治 「源頼朝」
...衆評にまき込まれて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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