例文・使い方一覧でみる「衆愚」の意味
スポンサーリンク...衆愚政治は民主主義の一形態である... 
...日本の衆愚政治を批判する声がある...
...衆愚政治は全ての人々の声を反映することができる...
...衆愚政治では多数決によって意見が決定される...
...衆愚政治は過去には独裁者たちによって悪用されたことがある...
...衆愚度し難し...
芥川龍之介 「骨董羹」
...衆愚と自働機械の時代に於てはかの俗流に媚ぶるエリオツト或はパツトラア教授の如き人々でなければ成功と永続とは覚束ないのである...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...俺はもう衆愚には絶望した...
大杉栄 「鎖工場」
...國民を煽動するの謂に非ず衆愚の感情を迎合し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...衆愚を欺くような大言壮語を放って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...相変らず衆愚と勁敵（けいてき）とに悩まされ続けた...
野村胡堂 「楽聖物語」
...そは衆愚を喜ばしむるものなればなり（イリヤ・ア・パリエ・ク・トゥティデェ・ピュブリク・トゥト・コンヴァンシオン・ルシュ・エ・テュヌ・ソティーズ・カアル・エラ・コンヴニュ・オ・プリュ・グラン・ノンブル）』さ」とデュパンはシャンフォオル（11）の言葉を引用して答えた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...天神これを見て「なべて世の愚者が衆愚を導びかば...
南方熊楠 「十二支考」
...彼等と衆愚の間には距離がある...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...中には衆愚がお前の序文に信頼するから不本意ながら書かせるのだと明言する人もある...
森林太郎 「翻譯に就いて」
...それは先ずファウストと云うものはえらい物だと聞いてわけも分からずに集まる衆愚を欺いて...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...國民の總意を無視してこれを衆愚となし...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...庶民の食慾をうたひ、野性、自由、可憐さ、衆愚性、その夢など、牛鍋のコゲつくばかりな匂ひを濛々と感じさせる詩である...
吉川英治 「折々の記」
...じゃあ衆愚とはなんだ...
吉川英治 「私本太平記」
...それは無知な野性を駆るための衆愚の旗...
吉川英治 「私本太平記」
...濾過しない衆愚（しゅうぐ）らしい振舞も見せ...
吉川英治 「新書太閤記」
...僕は衆愚と観ておりません...
吉川英治 「親鸞の水脈」
...第一なかなか衆愚に交じって来ない嘉治さんが夢中になった...
吉川英治 「随筆 新平家」
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