...血気盛んな若い男なんぞは...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...血気盛んな奴が懐中手(ふところで)をして濡手で粟の工風(くふう)ばかりする老人連の真似をしたがる...
内田魯庵 「青年実業家」
...見渡す限り血気盛んなる顔色を表している...
大隈重信 「始業式訓示」
...青年の血気盛んな人が老人に向ってどうすることも出来ないという...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...そこで血気盛んなこととて...
大隈重信 「青年の天下」
...青年の血気盛んな時代にやれるだけやって...
大隈重信 「青年の天下」
...もとより血気盛んなる若者の...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...血気盛んな筈の三十歳あまりで...
豊島与志雄 「水甕」
...血気盛んな若い男をたぶらかして...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...という誓紙を立てた血気盛んなる数千の身内を擁し...
久生十蘭 「魔都」
...という誓紙をたてた血気盛んな数千の命しらずを擁し...
久生十蘭 「魔都」
...傍聴人は何れも血気盛んな...
平出修 「逆徒」
...血気盛んな英国人で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...アレクサンドロスは花やかな血気盛んな年頃に戦争をしたのだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...某という血気盛んな親爺が急にいなくなり...
柳田国男 「故郷七十年」
...血気盛んな利彦氏が渾身の気合いをかけて前進し...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...子供は勿論のこと血気盛んな……今で云うルンペン風の男も交っていた...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...武井忍助なぞいう血気盛んな諸豪傑が居た...
夢野久作 「近世快人伝」
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