例文・使い方一覧でみる「蠹」の意味


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...初夏は酒甕の如...   蠹初夏は酒甕の如の読み方
薄田泣菫 「泣菫詩抄」

...無祥兒(さがなご)の(のむし)を産みぬ...   無祥兒の蠹を産みぬの読み方
薄田泣菫 「泣菫詩抄」

...鼠穴腹に失つた者もある...   鼠穴蠹腹に失つた者もあるの読み方
内藤湖南 「藏書家の話」

...種彦はわが秘蔵の宝をもよし(むし)が喰うならば喰うがままにと打捨てて置く事にした...   種彦はわが秘蔵の宝をもよし蠹が喰うならば喰うがままにと打捨てて置く事にしたの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

......   の読み方
中村憲吉 「頼杏坪先生」

...または書(のむし)が本を食(くら)うと見立てても差(さ)し支(つかえ)ない...   または書蠹が本を食うと見立てても差し支ないの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...『西京雑記』には「漢ノ時池苑ニ蘭ヲ種ヱテ以テ神ヲ降シ或ハ粉ニ雑ヘテ衣書ニ蔵メ(と)ヲ辟ク」と出で...   『西京雑記』には「漢ノ時池苑ニ蘭ヲ種ヱテ以テ神ヲ降シ或ハ粉ニ雑ヘテ衣書ニ蔵メ蠹ヲ辟ク」と出での読み方
牧野富太郎 「植物記」

...一名衣魚)を悪く言うナイ何んでも書物を害(とがい)するという事をシミが一手に引受けているのは可愛想だと私は聊(いいささ)かシミに同情している...   一名衣魚)を悪く言うナイ何んでも書物を蠹害するという事をシミが一手に引受けているのは可愛想だと私は聊かシミに同情しているの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...他人を毒(とどく)しようとも意としないのだ...   他人を蠹毒しようとも意としないのだの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...紀州でモッコクの木を食う(きくいむし)に...   紀州でモッコクの木を食う蠹にの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...(しみ)の巣のようになっていて...   蠹の巣のようになっていての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...平生魚の生活を送つてゐる我我も...   平生蠹魚の生活を送つてゐる我我もの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

「蠹」の読みかた

「蠹」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蠹」

「蠹」の英語の意味


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