例文・使い方一覧でみる「蠱」の意味


スポンサーリンク

...葉子は自分のして見せる惑的(こわくてき)な姿態(しな)がいつでも暗々裡(あんあんり)に事務長のためにされているのを意識しないわけには行かなかった...   葉子は自分のして見せる蠱惑的な姿態がいつでも暗々裡に事務長のためにされているのを意識しないわけには行かなかったの読み方
有島武郎 「或る女」

...自分でも驚くほどな惑(こわく)の力がこめられていた...   自分でも驚くほどな蠱惑の力がこめられていたの読み方
有島武郎 「或る女」

...俺はどれほど惑的(こわくてき)でもそんなところにまごついてはいられない...   俺はどれほど蠱惑的でもそんなところにまごついてはいられないの読み方
有島武郎 「星座」

...そしておのれの持つ最も惑(こわく)的な美を発揮したいならば...   そしておのれの持つ最も蠱惑的な美を発揮したいならばの読み方
伊丹万作 「演技指導論草案」

...何という妖しいまでの惑(こわく)さ美しさ...   何という妖しいまでの蠱惑さ美しさの読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...変に惑(こわく)的に私の心を掻(か)き(むし)りました...   変に蠱惑的に私の心を掻きりましたの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...さういふものが際限なくかれを惑させた...   さういふものが際限なくかれを蠱惑させたの読み方
田山録弥 「赤い鳥居」

...やっぱり彼女が惑的に見え...   やっぱり彼女が蠱惑的に見えの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」

...それ以外に或る大きな惑が私を囚えていたように思われる...   それ以外に或る大きな蠱惑が私を囚えていたように思われるの読み方
豊島与志雄 「或る女の手記」

...それに惑(こわく)されていた...   それに蠱惑されていたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...如何に惑的でまた力弱いことであろう! 其処に...   如何に蠱惑的でまた力弱いことであろう! 其処にの読み方
豊島与志雄 「春の幻」

...妙に惑的(こわくてき)ですが...   妙に蠱惑的ですがの読み方
野村胡堂 「江戸の火術」

...遥か彼方から如何にも惑的(こわくてき)に地主館(やかた)の赤い屋根と白い煙突とが...   遥か彼方から如何にも蠱惑的に地主館の赤い屋根と白い煙突とがの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...虚誕妄説を軽信して巫(ふこ)神仏に惑溺し...   虚誕妄説を軽信して巫蠱神仏に惑溺しの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...プルウストは自分の中に世界を非常に惑的なるものとして受け入れると同時に...   プルウストは自分の中に世界を非常に蠱惑的なるものとして受け入れると同時にの読み方
堀辰雄 「プルウスト雜記」

...紫頭巾の惑(こわく)な顔が浮かび出ました...   紫頭巾の蠱惑な顔が浮かび出ましたの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...その惑(こわく)な姿態(しな)を甘えるようにくずしながら...   その蠱惑な姿態を甘えるようにくずしながらの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...凡(およ)そ浮かれ男の眼にはそれがアラビア海のマラバル岬に鮮かな赤更紗の虹がうき出たように濃い色彩を着けたことは勿論だがまた彼女が短いスカートから現した近代的な武装を解除した両脚にはいた棕櫚(しゅろ)の葉で作ったような靴下の野性的な惑(こわく)の中から浮かれ男の思いもよらぬ数々の女の生命が幻燈のように現れてくるのだ...   凡そ浮かれ男の眼にはそれがアラビア海のマラバル岬に鮮かな赤更紗の虹がうき出たように濃い色彩を着けたことは勿論だがまた彼女が短いスカートから現した近代的な武装を解除した両脚にはいた棕櫚の葉で作ったような靴下の野性的な蠱惑の中から浮かれ男の思いもよらぬ数々の女の生命が幻燈のように現れてくるのだの読み方
吉行エイスケ 「孟買挿話」

「蠱」の読みかた

「蠱」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蠱」

「蠱」の英語の意味

「蠱なんとか」といえば?  


ランダム例文:
孔安国   珠江   はきごこち  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
百姓一揆   卒業証書   指定席  

スポンサーリンク

トップへ戻る