「蠱」の意味
毒虫や毒薬
「蠱」の例文(場面別)
- 医療・健康その薬は蠱毒の症状を緩和するために使われます。
- 文学・物語彼の小説では、蠱を使った呪いが重要なテーマとなっています。
- 歴史・文化古代中国では、蠱を使った儀式が行われていたと伝えられています。
小説での「蠱」の使い方
...すべてが何んという憎むべき蠱惑(こわく)だろう...
有島武郎 「星座」
...木がくれにのがれて急ぐ佐保姫が旅路を詛ふ蠱術(まじもの)の息吹(いぶき)とはかん火ぞ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...蠱でも何でもない...
薄田泣菫 「茶話」
...山(やま)の嫗(おうな)の蠱(まじ)ものに...
薄田淳介 「白羊宮」
...変に蠱惑(こわく)的に私の心を掻(か)き(むし)りました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...恐ろしい蠱惑(こわく)と懊惱をさへ感じさせるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まさに暮れなんとする日は蠱惑的に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...「この上なく魅力に富んだ蠱惑的な作でございますな...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...オエンの『老兎巫蠱篇(オールド・ラビット・ゼ・ヴーズー)』に蛇卵や蛇脂が老女を若返らすと載せ...
南方熊楠 「十二支考」
...微かな蠱(まじ)の圏(わ)を己達の足の周囲(まわり)に引くらしい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...強い蠱惑(こわく)にくるまれそうです...
吉川英治 「江戸三国志」
...紫頭巾の蠱惑(こわく)な顔が浮かび出ました...
吉川英治 「江戸三国志」
...その蠱惑(こわく)な姿態(しな)を甘えるようにくずしながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...これを男に濡れさせてみたくなるばかりな蠱惑(こわく)をひそめ...
吉川英治 「私本太平記」
...蠱惑(こわく)な眼を...
吉川英治 「松のや露八」
...売笑婦の蠱惑を戦場の地域に例(たと)えるのに...
吉行エイスケ 「戦争のファンタジイ」
...」妖しい蠱惑(こわく)のなかに...
吉行エイスケ 「東京ロマンティック恋愛記」
...それは限りなき蠱惑です...
蘭郁二郎 「足の裏」
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