例文・使い方一覧でみる「蠱」の意味


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...次第に惑がわしの心を捕へてしまつたからである...   次第に蠱惑がわしの心を捕へてしまつたからであるの読み方
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」

...目の前に見る酒に赤らんだ事務長の顔は妙に惑的(こわくてき)な気味の悪い幻像となって...   目の前に見る酒に赤らんだ事務長の顔は妙に蠱惑的な気味の悪い幻像となっての読み方
有島武郎 「或る女」

...でも何でもない...   蠱でも何でもないの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...利太郎の横恋慕(よこれんぼ)にどの程度の熱意があったか知るべくもないが若年の頃は誰しも年下の女より年増(としま)女の美に憧(あこが)れる恐らく極道の果てのああでもないこうでもないが昂(こう)じたあげく盲目の美女に惑(こわく)を感じたのであろう最初は一時の物好きで手を出したとしても肘鉄砲(ひじでっぽう)を食わされた上に男の眉間まで割られれば随分性悪(しょうわる)な意趣晴らしをしないものでもない...   利太郎の横恋慕にどの程度の熱意があったか知るべくもないが若年の頃は誰しも年下の女より年増女の美に憧れる恐らく極道の果てのああでもないこうでもないが昂じたあげく盲目の美女に蠱惑を感じたのであろう最初は一時の物好きで手を出したとしても肘鉄砲を食わされた上に男の眉間まで割られれば随分性悪な意趣晴らしをしないものでもないの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...さういふものが際限なくかれを惑させた...   さういふものが際限なくかれを蠱惑させたの読み方
田山録弥 「赤い鳥居」

...それが都会の惑である...   それが都会の蠱惑であるの読み方
豊島与志雄 「悪夢」

...私はその惑にかかって...   私はその蠱惑にかかっての読み方
豊島与志雄 「悪夢」

...其処から怪しい惑(まどわし)の不安が手を伸した...   其処から怪しい蠱惑の不安が手を伸したの読み方
豊島与志雄 「湖水と彼等」

...それに惑(こわく)されていた...   それに蠱惑されていたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...惑的な鬼気は物の深みに姿を潜めてしまう...   蠱惑的な鬼気は物の深みに姿を潜めてしまうの読み方
豊島与志雄 「真夜中から黎明まで」

...三種宛を含むものに履・・觀・(これは見方によつては五種ともなる)賁・剥・蹇・歸妹・豐などの卦がある...   三種宛を含むものに履・蠱・觀・賁・剥・蹇・歸妹・豐などの卦があるの読み方
内藤湖南 「易疑」

...彼の詩境を一貫して流れてゐる惑の中心點はこれである...   彼の詩境を一貫して流れてゐる蠱惑の中心點はこれであるの読み方
萩原朔太郎 「田端に居た頃」

...神々しい夜だ! 惑的な夜だ! と...   神々しい夜だ! 蠱惑的な夜だ! との読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...そうして異性の弱点をあらゆる方向から惑(こわく)しつつ...   そうして異性の弱点をあらゆる方向から蠱惑しつつの読み方
夢野久作 「鉄鎚」

...又は神秘的にそうして忽ちクスグッタそうに満場を惑(こわく)しいしい引き続いている...   又は神秘的にそうして忽ちクスグッタそうに満場を蠱惑しいしい引き続いているの読み方
夢野久作 「二重心臓」

...自分の愛撫を求めてやまない惑(こわく)な彼女の両の手をどう振り離しましょうか...   自分の愛撫を求めてやまない蠱惑な彼女の両の手をどう振り離しましょうかの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...これを男に濡れさせてみたくなるばかりな惑(こわく)をひそめ...   これを男に濡れさせてみたくなるばかりな蠱惑をひそめの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...新貨幣のおかげで夜の脇腹(わきっぱら)から彼女の(まどわ)しい横顔を藍色の夜にあらわした...   新貨幣のおかげで夜の脇腹から彼女の蠱しい横顔を藍色の夜にあらわしたの読み方
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」

「蠱」の読みかた

「蠱」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蠱」

「蠱」の英語の意味

「蠱なんとか」といえば?  


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