...蟾蜍がよく鳴くのを聞いたことがある...
...この池には蟾蜍がたくさんいる...
...子供の頃、蟾蜍を捕まえて遊んでいた...
...彼は蟾蜍の研究をしている...
...毒蟾蜍には注意が必要だ...
...即ち私は日本の紙に日本の筆で蟾蜍(ひきがえる)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...菓子(かし)を蟾蜍(ひきがえる)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...最初私はそれを小さな蟾蜍(ひきがえる)か蛙だろうと思ったが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...トリスタン・コルビエェル蟾蜍風の無い晩に歌がきこえる……――月は黒ずんだ青葉の曲折(ぎざぎざ)に銀を被(き)せてる...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...――蟾蜍(ひきがへる)よっ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...さよなら――あの蟾蜍(ひきがへる)は僕だ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...人目(ひとめ)に掛(かゝ)らぬ石(いし)の中(なか)に封込(ふうじこ)められた蟾蜍(ひきがへる)の如(ごと)く...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「癩病やみの話」
...蟾蜍...
太宰治 「人間失格」
...あの蟾蜍(ひきがへる)に...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...何十匹となく這(は)い出して来る蟾蜍に庭先は一面大(おおき)な転太石(ごろたいし)でも敷詰めたような有様になる...
永井荷風 「日和下駄」
...蟾蜍は答へるに違ひない...
中島敦 「環礁」
...梟は蛇や蟾蜍(ひきがえる)など持ち来り予の前へさらけ出し誠に迷惑な事度々だった...
南方熊楠 「十二支考」
...蟾蜍(ひきがえる)の頭に魔法と医療上神効ありてふ蟾蜍石(ブフォニット)ありなど(一七七六年版ペンナント『英国動物学(ブリチシュ・ゾオロジー)』三巻五頁)多く言ったは...
南方熊楠 「十二支考」
...蟾蜍を欧人は大変な毒物とするところから拡げて...
南方熊楠 「十二支考」
...蟾蜍が首を向けたと反対の方へ行くと全く異(ちが)って面白い...
南方熊楠 「十二支考」
...毎度蟾蜍が遠方にある小虫を見詰むると...
南方熊楠 「十二支考」
...蛇の魅力はまだ精査せぬが、蟾蜍(ひき)が毒気を吹いて、遠距離にある動物を吸い落すというはこんな事で、恐怖でも何でもなく、虎や大蛇アナコンダが、鹿来るべき場所を知りて待ち伏せするような事で、蟾蜍や蛙の舌は、妙に速く出入するがあたかも吸い落すよう見ゆるのじゃ...
南方熊楠 「十二支考」
...なぜ陰気な苔や雫の垂る石に附いた餌(えさ)を蟾蜍(ひきかえる)のように啜(すす)っているのです...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
便利!手書き漢字入力検索