...子供たちが楽しんで蟻地獄を作った...
...この問題は蟻地獄のように複雑だ...
...頑張らないと、蟻地獄から抜け出せなくなるよ...
...あの地域は蟻地獄のように人が密集している...
...仕事が忙しくて、毎日が蟻地獄のように過ぎていく...
...蟻地獄(ありじごく)に落ちた蟻のような...
芥川龍之介 「忠義」
...蟻地獄と言われる草や...
海野十三 「火星兵団」
...松の雨つい/\と吸ひ蟻地獄(ありじごく)六月二十九日 鎌倉俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...蟻地獄といふもの...
種田山頭火 「其中日記」
...・水かげも野苺のひそかなるいろ・おちてしまへば蟻地獄の蟻である・雑草につつまれてくちなしの花は・赤いのはざくろの花のさみだるる・とても上手な頬白が松のてつぺん・草を咲かせてさうしててふちよをあそばせて赤蛙さびしくとんで(改)酔ひざめの風がふく筍(その翌朝)酔ひざめは...
種田山頭火 「其中日記」
...一名は蟻地獄」「それが怪しいのか」「怪しいどころの騷ぎぢやありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その死骸の側に蟻地獄野郎の定紋(ぢやうもん)の金具をつけた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蟻地獄ありぢごくは蟻をとらへんとておとし穴の底にひそみかくれぬありぢごくの貪婪(たんらん)の瞳(ひとみ)にかげろふはちらりちらりと燃えてあさましや...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...花田清輝も、沙漠について、砂について、蟻地獄について、さまざまの考察をしているようですが、どうかするとこの頃は人間の魂まで砂のなかに埋没されそうになるのです...
原民喜 「ある手紙」
...先ず蟻地獄――君みたいな身体だと忽ち命取りだぜ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
......
三好達治 「一點鐘」
...「あの窓の下の地面に蟻地獄(ありじごく)がいましたっけ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...蟻地獄(ありじごく)のように...
吉川英治 「三国志」
...蟻地獄(ありじごく)のような囚人の群れが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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