...蝶――と云へばあの蟻を見給へ...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...もう足の早い蟻(あり)がついた...
芥川龍之介 「偸盗」
...)うるさいから猶蟻を殺すのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...蟻田博士の不思議な話は続く...
海野十三 「火星兵団」
...蟻田博士の様子が...
海野十三 「火星兵団」
...蟻田艇から、どっちを見ても敵艇ばかりである...
海野十三 「火星兵団」
...すぐその下を、蟻田艇が、砲弾のように通りぬけた...
海野十三 「火星兵団」
...蜂や蟻が終日忙わしく食物を探し集めたり...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...蟻の道というと「おやここから始まっているのだ」とその始発点を見出(みいだ)して興がるのが普通のことであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...蟻の道の長いということを表すのを目的とする場合にはむしろ...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...殊に隠蟻と申すこの角々の...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...蟻は食いつけなかった...
豊島与志雄 「或る素描」
...そして単に蟻ばかりではなく...
豊島与志雄 「或る素描」
...先ず蟻地獄――君みたいな身体だと忽ち命取りだぜ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...蟻(あり)も蛾(が)となり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...蟻(あり)の行列に似ていたろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝は暁天から蟻(あり)のごとくゾロゾロ出てゆき...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「この御恩はきっと返します」と、蟻が言った...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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