...蟻の巣に集つてコンクリヒトを食べてゐる...
李箱 「真昼」
...蟻の足なんかくじかせてさ――あの可哀想な小さな足をさ――』とばつたが云ひますと...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蟻は其の重荷をおろして...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蟻の話の続きをはじめました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...蟻田博士がたいへんなことを放送したよ...
海野十三 「火星兵団」
...蟻も洩らさぬ警戒をつづけていた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...これこそ本当(ほんま)の蟻の匍いでる隙間もない――というやつでござります」「たいへんな警戒ぶりだネ」「へえ...
海野十三 「蠅男」
...この谷の斜面をただ一匹の赤蟻が気負いたった態(てい)でやってきた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...拡大鏡を最初の赤蟻に当ててみると...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...殊に隠蟻と申すこの角々の...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...大蟻が一寸加勢して...
豊島与志雄 「或る素描」
...そして単に蟻ばかりではなく...
豊島与志雄 「或る素描」
...静に……蟻の這うように押し動いていた...
豊島与志雄 「丘の上」
...あとからまたぞろぞろと群がる蟻のごとくに現われた...
夏目漱石 「門」
...飛蟻(はあり)とぶや富士の裾野(すその)の小家(こいえ)より広茫(こうぼう)たる平原の向うに...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...また私は蟻一疋でもこれを徒(いたず)らに殺す事をようしなくなった...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
......
室生犀星 「星より來れる者」
...千丈の堤も蟻(あり)の一穴(いっけつ)から……他所事(よそごと)では御座らぬわい...
夢野久作 「名君忠之」
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