...何十匹となく蛟竜(こうりゅう)毒蛇が蟠(わだかま)って居ようも知れぬ道理(ことわり)じゃ...
芥川龍之介 「竜」
...今や大西洋海底に怪人集団が蟠居していることは世界の隅々まで知れ亙った...
海野十三 「地球発狂事件」
...私にはもっともっと根掘り葉掘り聞いてみたい疑問は胸一杯に蟠(わだかま)っていたのであったが...
橘外男 「逗子物語」
...蟠(わだか)まり...
谷譲次 「踊る地平線」
...背一面に蟠(わだかま)った...
谷崎潤一郎 「刺青」
...事実の正確は既に得たりとせんか即ちその源因を究め結果を捜りよく蟠根錯節を解きて当時の状況炳焉(へいえん)として眼前に露はるるに至らんこと何ぞそれ談笑一夕の間によくする所ならんや...
津田左右吉 「史論の流行」
...旭川の北方に連塁の如く蟠居(ばんきょ)して居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...長吉(ちやうきち)は今まで胸に蟠(わだかま)つた伯父(をぢ)に対する不満を暫(しばら)く忘れた...
永井荷風 「すみだ川」
...全国に三百余侯がそれぞれ蟠踞(ばんきょ)して...
中谷宇吉郎 「雪」
...私の大いなる疑問は常にそこに蟠(わだか)まっている...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...蟠(わだかま)りのない調子で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...俺で役に立つ事なら」銭形平次は何の蟠(わだかま)りもなく御輿(みこし)をあげました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...実は退引(のっぴき)ならぬ二人の間の蟠(わだかま)りの晩を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...蟠松(ばんしょう)の晴雪(せいせつ)……育徳園(いくとくえん)八景といって...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...またその日/\を面白く暮せることだらう――と思ふ心の切なる煙りが胸の底に蟠つてゐるのでございます...
牧野信一 「歌へる日まで」
...応挙驚いてその故を問うに翁曰く、野猪の叢中(そうちゅう)に眠るや毛髪憤起、四足屈蟠、自ずから勢いあり...
南方熊楠 「十二支考」
...その蟠桃の極(ご)く上等なのです...
村井弦斎 「食道楽」
...末造が来てもこれまでのように蟠(わだか)まりのない直情で接せずに...
森鴎外 「雁」
便利!手書き漢字入力検索
- 女優の菅野美穂さん: 映画「90メートル」の舞台あいさつで、母へ感謝を伝えた。🎬
- 野球選手の大谷翔平さん: 侍ジャパン合流前のキャンプを終え、自信に満ちた状態で帰国準備 🎌
- 野球選手の石川柊太さん: 初球が頭部死球で危険球退場、1球で敗戦投手に ⚾️
