...僕の生活の長い蟄眠期(ちつみんき)もようやく終わりを告げようとしているかに見える...
有島武郎 「片信」
...ただし蟄眠期を終わった僕がどれだけ新しい生活に対してゆくことができるか...
有島武郎 「片信」
...……今日も蟄居、年賀状を書く...
種田山頭火 「其中日記」
...父杉百合之助へ引渡し在所において蟄居(ちっきょ)申し付ける...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...蟄居中さらに家学を授くるの許を得たり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...クリストフは好んで蟄居(ちっきょ)していたのが腹だたしく思えて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...わがフランスが戸外の空気を恐れて病室に蟄居(ちっきょ)することを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...蟄伏(ちっぷく)してる熊や血を吸いきった蛭(ひる)のように...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...されど藩地のみに蟄居していた者と比ぶればこれでもなかなかの新智識であったのだ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ユダヤ人の部落に蟄居(ちっきょ)して悲惨な生活をつづけたけれども...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...義俊母子を近江(おうみ)三河一万石に蟄居(ちっきょ)させてしまったのでした...
野村胡堂 「十字架観音」
...これを妻に持ちて山梨の東郡に蟄伏(ちつぷく)する身かと思へば人のうらやむ造酒家(つくりざかや)の大身上は物のかずならず...
樋口一葉 「ゆく雲」
...まだ逗子に蟄居(ちっきょ)していた時分で...
堀辰雄 「花を持てる女」
...天主教の尊者アントニウスは教内最初の隠蟄者で専修(せんじゅ)僧の王と称せらる...
南方熊楠 「十二支考」
...紀州へ蟄居させられるようなことになったものかとも...
山本周五郎 「風流太平記」
...わしが蟄居(ちっきょ)の日にも...
吉川英治 「私本太平記」
...かれは越前(えちぜん)大野郡(おおのごおり)に蟄居(ちっきょ)していたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...久しい蟄伏期(ちっぷくき)を脱し...
吉川英治 「随筆 新平家」
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