例文・使い方一覧でみる「蟀」の意味


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...蟋と共に唄つたのだぞ...   蟋蟀と共に唄つたのだぞの読み方
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」

...ランプの光で洞窟蟋(こおろぎ)その他の昆虫をかなり沢山採集した...   ランプの光で洞窟蟋蟀その他の昆虫をかなり沢山採集したの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...蟋(こほろぎ)が二疋(ひき)...   蟋蟀が二疋の読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...蟋(こほろぎ)の聲(こゑ)が待遠(まちどほ)い...   蟋蟀の聲が待遠いの読み方
泉鏡太郎 「麻を刈る」

...蟋を捉えるのと同じ程度の細心さがなくてはならない...   蟋蟀を捉えるのと同じ程度の細心さがなくてはならないの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...蟋のように刺(とげ)だらけの脛(すね)で...   蟋蟀のように刺だらけの脛での読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...蟋の雌は、その前脚の脛に聴覚をもつてゐるので、夜分草葉や土くれの蔭に、体はぢつとしてゐて、唯前脚を動かすばかりで、おかめ蟋の「りいりい...   蟋蟀の雌は、その前脚の脛に聴覚をもつてゐるので、夜分草葉や土くれの蔭に、体はぢつとしてゐて、唯前脚を動かすばかりで、おかめ蟋蟀の「りいりいの読み方
薄田泣菫 「茶立虫」

...谷(こめかみ)の皮がよじれる程強く緊(し)め上げた...   蟀谷の皮がよじれる程強く緊め上げたの読み方
谷崎潤一郎 「秘密」

...蟋は同じやさしいさびしい調子で鳴いている...   蟋蟀は同じやさしいさびしい調子で鳴いているの読み方
田山花袋 「一兵卒」

...蟋(こおろぎ)の隅などがあった...   蟋蟀の隅などがあったの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...蟋いつか長椅子の下に潜み夜をも待たず幽かに鳴く音を立つ...   蟋蟀いつか長椅子の下に潜み夜をも待たず幽かに鳴く音を立つの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...蟋は啼くために生れて來たその生命(いのち)のかなしさを...   蟋蟀は啼くために生れて來たその生命のかなしさをの読み方
永井荷風 「蟲の聲」

...思いけりすでに幾夜(いくよ)の蟋(きりぎりす)その夜から余は当分またこの病院を第二の家とする事にした...   思いけりすでに幾夜の蟋蟀その夜から余は当分またこの病院を第二の家とする事にしたの読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...それから蟋(こおろぎ)が鳴く...   それから蟋蟀が鳴くの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...旅人は妻が閨なる床(ゆか)に栖む蟋思ふ千屈菜(みそはぎ)の花旅人が留守する妻を思ふ歌の代表的なものの一つに軍王の 山越しの風を時じみ寝る夜落ちず家なる妹をかけて偲びつ といふのがある...   旅人は妻が閨なる床に栖む蟋蟀思ふ千屈菜の花旅人が留守する妻を思ふ歌の代表的なものの一つに軍王の 山越しの風を時じみ寝る夜落ちず家なる妹をかけて偲びつ といふのがあるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...夕暮に弱く寂しく予め夜寒を歎く山の蟋この歌では「予め夜寒を」が字眼で之が無ければ歌にはならない...   夕暮に弱く寂しく予め夜寒を歎く山の蟋蟀この歌では「予め夜寒を」が字眼で之が無ければ歌にはならないの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...風邪を引いているような蟋(こおろぎ)の声が聞えた...   風邪を引いているような蟋蟀の声が聞えたの読み方
水上滝太郎 「果樹」

...蟋(こおろぎ)のひげのように敏感にそれを観て取る...   蟋蟀のひげのように敏感にそれを観て取るの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

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